リベラルくずれの繰り言

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「ゆる部活」のすすめ

2018-11-25 | 一般
長時間の部活動が生徒にも教員にもあまりに「ブラック」だと問題になっているなか、特定の競技に打ち込んで優勝を目指す活動とはべつに、マイペースで運動をする部活動が徐々に広がっているという。朝日新聞2018-11-24夕刊ではそれを「ゆる部活」と名付けているようだ。うまい。
これはまさに私が「部活動:やりたい人だけの「のんびり部」ではだめなのか?」でも述べていたことであり、もっと広がっていいと思う。
記事によれば、私も引用したことがあるスポーツ庁が今年3月にまとめたガイドラインに盛り込まれているとのことだが、私は見落としていた。たしかに「生徒のニーズを踏まえた運動部の設置」との項目で「生徒の運動・スポーツに関するニーズは、競技力の向上以外にも、友達と楽しめる、適度な頻度で行える等多様である」と指摘し、「より多くの生徒の運動機会の創出が図られるよう、季節ごとに異なるスポーツを行う活動、競技志向でなくレクリエーション志向で行う活動、体力つくりを目的とした活動等、生徒が楽しく体を動かす習慣の形成に向けた動機付けとなるものが考えられる」と具体例を提案している。
「ゆる部活」というネーミングができたことで、今後さらに広まっていくことを期待したい。

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