日産のカルロス・ゴーン前会長の巨額報酬が話題になっているが、擁護側の言い分は、世界から優秀な経営者を集めるには報酬10億円でも決して多すぎない、というものだ。ゴーン氏の経営手腕はそれほどすごいものなのだろうか。大規模リストラなら誰でもできるのでは、などと思いたくなる。
もとより私は経営のことはイロハさえも知らないが、「経済気象台」(朝日新聞2018-12-27)に面白い見方が乗っていた。
ゴーン氏は日産とルノーの両方で会長として経営のトップに立っていた。だがルノーの過去8年間の利益の6割は日産からの配当が占めるという。業績が経営トップの手腕によるものであれば、このような格差はないのではないか、という趣旨だと思う。著者は、「収益率の差は企業全体の経営体質が原因で、経営トップの貢献度が低いことの証左」と分析している。
私には当否は判断できないが、へえと思ったので紹介した。
もとより私は経営のことはイロハさえも知らないが、「経済気象台」(朝日新聞2018-12-27)に面白い見方が乗っていた。
ゴーン氏は日産とルノーの両方で会長として経営のトップに立っていた。だがルノーの過去8年間の利益の6割は日産からの配当が占めるという。業績が経営トップの手腕によるものであれば、このような格差はないのではないか、という趣旨だと思う。著者は、「収益率の差は企業全体の経営体質が原因で、経営トップの貢献度が低いことの証左」と分析している。
私には当否は判断できないが、へえと思ったので紹介した。