カラフルなお洒落を身にまとったサプール。
「服が汚れるから戦わない」
初めて見たのは本屋さんの写真集だったか。撮影のための衣装かと思ったら自前。
フィロソフィーと美意識に基づいた 自己表現。
個性のあるお洒落には知識と経験と場数が必要になります。そこからセンスが磨かれます。
客観的に自分を見る目と表現というバランスは一朝一夕では身に付きません。
その努力を放棄しつづけていると ”つまらない 枯れた老人” になってしまいます。
今の日本は 若いのに枯れた老人みたいな人達が沢山。
経験を積む努力と乗り越えるパワーを放棄して「自分の内面を見て!」という主張はするし、ゆがんだ表現をしたり。
こじらせる。
ある程度の年齢になっても 選ぶものの基準がわからないと モノの価値を金額だけで量ろうとして
高いものだから良い的に ブレブレな状態が透けて見える人もいます。
自己プロデュース、自分を演出、プレゼンする事は 人生をより自分らしく生きることに直結します。
衣装ですね。(^-^)
アフリカへ行った時、皆フランス語を話し、サバンナの真ん中にポツンとあるホテルも
欧州風のエレガントで清潔なしつらえ、食事も美味しいフランス料理だった時に
ある種の 悲しさを感じました。 「ここはフランスの植民地だったんだな」と。
とはいえ、人間は草木のように強く環境に合わせて生きていきます。
そして文化が融合していき、根底に人間の思いが混ざると素晴らしいものが生まれると思います。
Advanced style は 衝動買いしました。
男性も素敵!
戦前の日本もとても素敵だったと思います。
戦争や、経済成長で失われましたが そこかしこにかすかに残る建物や街並みに
その文化的精神的な深さ、美意識を見ることができます。
街が舞台だとすると人のファッションは衣装。 それぞれの演劇を演じているのであれば
みじめなみすぼらしい役を わざわざ自分から選ぶ必要はないと思います。
それが 「引き寄せ」の法則の一部にもなっています。
オシャレではなく お洒落。 エレガント。
美しく生きる。その気概。
なにより素敵なのは「自分が好きな事をしているという自信に満ちた態度」
お洒落は 勇気がいります。経験を積む過程で失敗も恥ずかしい思いもします。
特に髪、肌、目の色がほぼ似通っている日本では
個性を出す事に ある種の恐怖があります。 出る杭は打たれる、目立つと叩かれる。
横並びにしないと 集団から外される。(前世で村八分や戦中のトラウマを今でも魂で引きずっている人が多い)
人生すらも横並びをよしとしていますが、同じことをする中でヒエラルキーがあり、あがきます。
段々とそうではない、個性、個人の自由を尊重できる世の中が出来てきてとても楽しみです。
願わくば 日本人の幼児性がもっともっと成熟してくれればいいなと思います。(^-^)
それには この動画の方々のように 「男性も女性も恰好良い大人」のロールモデルが必要。
成熟した大人文化が広まったら 少子化問題も解決すると思います♪♪