今日は朝から映画館へ。
これを見に来ました。
ノーマと言えば、世界一のレストランに4回も選ばれたお店。
実はわたしも行ったことがあります(ドリンク含めて6万円近く払いました)。
東京ではエビの上に蟻が載ってたけど、コペンでは肉の上に蟻。
ちなみにそのときはバッタも食べました。
ノーマは地元の食材にこだわっているので、柑橘類の取れない北欧では酸味として蟻を使ってたのです。
噛むとプチッといってそれこそ柑橘類の果汁のような味がする。
映画の中で、「レネ(シェフ)の料理は食べて5分経っても残る(印象?味?感動?正確に思い出せない)」というような話があったけど、その蟻の味は3年近く経った今でも覚えてます。
もちろん蟻以外もね。
そんなわけで日本でお店をやるならと日本の食材を北海道から沖縄まで探し求め、日本オリジナルのメニューを作り上げるまでのドキュメンタリーです。
福岡にも食材探しに来てたみたい。
何が一番印象に残ったかって、料理以前にみんな英語を話してること。
デンマーク語が聞けるかと思って期待したんだけど、スタッフ同士の会話は全て英語でした。
あのレストランには世界各地から人が来てるんでしょうね。
映画にたまーに映ってた日本人男子もそうだし。
(デンマークの日本人コミュニティは狭いので、わたしも彼にお会いしたことがあります。笑)
やっぱりどこの世界でも英語だわ。
あとこれは日本人の仕事ですが、マンダリンオリエンタル館内の装飾の木の葉っぱを、一枚一枚ストレートアイロンでピッとまっすぐに伸ばしていることにレネが驚いてるシーンがありました。
いや、日本人でもあれには驚いた。
やはり日本人の仕事のきめ細かさは世界一じゃないかなー。
スタッフはみんな日本に来ているわけだから、ところどころに「デンマーク人が見た日本」の感想が入っていてそれがまた面白かったです。
日本のノーマが37階なのに対してデンマークには高層ビルがないから、時間がかかるエレベータでやたらイライラしてたり。笑
キッチンのドキュメンタリーを見たら弟のレストランに行きたくなって、一人で行って来ました。
そこはオープンキッチンで、料理してる様子が見えるのです。
平日のランチは初めてだったのでどうしようかと悩んでいたら、お任せで作ってくださいました。
このVIP待遇よ。
(普通は追加料金かかるピザ2種類がハーフ&ハーフ!)
しかも食後にデザートとコーヒーをサービスでいただきました。
弟は今日はモーニング担当だったので既に帰宅後で不在だったにも関わらず、このサービス。
ありがたいことです。
シェフもホテルマンも、お客様に喜んで満足してもらいたいんだよね。
映画はお店がオープンしたところで終わったけど、ゲストの感想とか、限定出店が終了したところまで見てみたかったな。
面白かった。
弟にも薦めたかったけど、福岡での公開は今日が最終日なのでした。
わたしはギリギリ間に合って良かった。
いやぁー、映画って本当に良いもんですね!笑