今更だけど、読んでみたらなかなか面白かった。
鈍感って決して褒め言葉ではないけど、世の中を生きる上で鈍感な方が良いこともあるというお話。
面白かったのは
「だいたい、年齢をとっても元気な人は、ほとんど他人の話を聞きません」
ということ。笑
人から言われることをあまり気にせず、嫌なことを言われても忘れる。
そういう良い意味での鈍さが精神の安定に繋がり、血の流れをスムーズに保ち…
そんな内容でした。
接客業なんて本当にそうですよ。
人的ミスは起こる。
クレームも起こる。
隣の席の子がまあよく泣くんだけど、わたしは名指しのクレームが入っても何とも思わない。
(本当に自分の責任で起こしたミスだったらきちんと反省はするけども)
その子とわたしとじゃ、次の日に出勤するときの気分も違うと思うんだよね。
恋人の細かいことが気になる人と、そうでない人だったら、やっぱりそうでない人の方がお互い幸せになれそう。
味覚も敏感な人より味オンチの人の方が何食べても美味しい訳だし。
松本清張の「鬼畜」という作品が放送されるというCMを見て、
「この松本清張好きのわたしとしたことが、読んだことない!」
と早速図書館で借りて来たんです。
ページをめくるうちに思い出した。
ちゃーんと読んだことありました。
こんな風に一度読んだ本でも忘れてしまうことがあるんですよね。
これも鈍感力?笑
忘れてしまうのはもったいないので
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