ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
       ・・そんなこと探りたい

新しい暮らし

2016-04-13 20:27:49 | 日々の暮らし・思い出
3日に石垣に着いた。

なんだか遠い遠い日のようだ。

今日までずっと新しい暮らしの為の部屋作りを楽しんで来た。

うん、なかなかいい部屋だよ。

ベランダ側からは山やビニールハウスや牛舎が見える。

玄関側からは娘がやってる店や民家、少し遠くに海が見える。

朝は牛がよく鳴いてるし時々鶏も鳴いている。

昨夜は今までにないくさい臭いがして、何かこの部屋で腐ってるものがあるのかなと思ったら、

牛舎からの臭いだった。

でも、臭いのわけがわかると臭いのはくさいけど、

気にならなくなるよ。面白いねぇ。

臭いの元がわからないと不安になるけど、わかるとどうってことなくなる。

わけがわかると「なるほど」となるからだろうね。


話しは変わって・・・・

ホームセンターに何回通ったろう・・・

××を買いに行き、それでオッケイと思ったら、××がないと出来ない・・・

翌日××を買いに行き、それでオッケイとなるはずが・・・

あっ、××も要る、あの××も要る・・と・・

生活って細かなもので成り立っているもんだ。

以前にも何にもないと言えるほどのところから新しい暮らしを始めた事があるけど、

その時と同じで、

ちょっとした袋や買った物が入ってた段ボールや梱包に使った紐も捨てずに取っておくと

いろんな使い道が生まれて面白い。

無いところから工夫が生まれるなぁと思う。

それと小さなテレビやらなにやら二人の娘から使ってないからといろいろと頂き、有り難い。

もちろんリサイクルショップは大助かり。

これを書くのにも娘の店のパソコンを使わせてもらっている。

お店が終わった後、使っても構わないということでね。

この店とわが部屋はすぐ近くだからとても便利。もう一人の娘も徒歩圏内だしね。

古くても畳の部屋で押入れがあるのがいいなぁ・・と思ってたけど、

経済的なことや場所的なことで、小さな台所と小さなバストイレ洗面ルームと

クローゼット付きの8畳半のコンクリート打ちっぱなしの部屋のアパートに住んでいるよ。

家具のようなものは何にもないから割と広々としてる。


あれがいいこれがいいこうしたいあーしたいってその時その時思っても、

いろんな状況で思いもどんどん変わっていくもんだ。

それが面白かった。


そして何より、石垣は寒くないのがいい。

身体がのびのびしてる感じがする。

湿気が強いから風呂上がりに化粧水付けるのも忘れるくらいだよ。

でもお天気は変わりやすいねぇ。びっくりする。

ザーッと大降りだったのが、10分後には快晴・・・

今日の私みたいじゃないか。

いろいろ勝手に書いてるうちに気持ちが落ち着いて来たぞ。


多分もう泣かない。


今日でお別れ!?

2016-04-13 19:28:16 | 日々の暮らし・思い出
午後夫が飛行機に乗って帰ってしまった。

まぁ、今日帰るのは決まっていた事でなんの問題もないはずではあるが・・・・・・

空港へは夫の娘と孫が一緒だったので別れがしんみりもしなかったんだけど、

新しい家に一人帰ったらドアの前で第一波、部屋に入り第二波・・と寂しさ、空虚な感じ・・

が、押し寄せてきた。

こういう展開は予定になかったのである。

すぐに電話でも話せるし、メールだって出来るのである。

テレビ電話も出来るのである。

6月末には会えるのである。

だがしかし、泣ける。

さっきまでここに座ってた・・・

さっきここに立ってた・・・

ここでご飯食べてた・・・

ここで話した・・・

ここで笑ってた・・・

この小さな台作ってくれた・・・

この重いベッド動かしてくれた・・・

この棒を取り付けてくれた・・・

一人で部屋にいるとついついそんな思いが押し寄せてくる。

で、涙涙涙。年齢なんか関係ないね。

それで、気を紛らすのに段ボール家具というか、カラーボックスみたいなのを作り始めた。

一時間もしないで出来上がり。

その間もCDを付けっぱなし。静かなのが気になるんだ。

それからご飯をちゃんと作りました。

白米ご飯、ゴーヤと舞茸とシーチキン炒め、カボチャ煮(娘に頂いた)、

レタストマトきゅうり、ジーマミー豆腐(この地のピーナッツ豆腐これも娘から)

うん、結構なボリュームでした。


なにも一人暮らししなくても・・・・

そういう声もあるかもしれないねぇ。

でも始まった。賽は投げられた。ジャーン。

明日は泣かないぞ。