この前認知症の検査のことを書いた。
クリニックに行ったんだけど、そこのナースの対応が
認知症であろうこの人は、的な対応なんだねぇ・・・
まぁ私がそう感じただけで、本当はそういう意思はないのかもしれないけど、
今日の検査の結果は何たら日ですが、家族の方と一緒に来てください・・・
まぁ、検査自体も家族と・・・と言われ、夫と一緒に行ったのだった。
今まで医者に行った時の感じと明らかに違う・・・
まぁ、検査が検査だから仕方がないのかもしれないけど、
あなたはすでに一人前ではないのですよ的な対応で、
あの、ピグマリオン効果を思い出したよ。
教師がこの子は伸びる子だと観て、その子供に接すると
その子供はそう観たとおり伸びるというもの。
異論はあるらしいが、さもありなんという気はする、私は。
取調室で「おまえがやったんだろ!証拠は挙がってるんだ!
こうしてこうしてこうしてやったんだろ・・・え!?」などと・・・
何度も何度もそう扱われていくうちに、
そういう人だと観られていくうちに、
その人はそんな気になって事実ではない自白をしてしまう・・・
こういうことがあるらしいというのを以前何かで読んだことがある。
自分がしなかったことまでそんなふうに・・・
こいつは人を殺したと観ると、そう観られた人の心はそうなっていく・・・
心というもの、意識というもの、そんな危なっかしいものだ・・・と思う。
認知症だと観られて常にそういう対応をされていると、
そうでない人もそうなっていくことはあり得ると思ってしまった。
そうならないまでも、自分の意識が本当のものじゃない・・ふうに、
狂って行ってしまうんじゃないかと・・・思う私です。