ムカデとことこ

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エントロピーとアンチエイジング

2014-02-07 10:01:36 | ひとの幸福
何という病名か忘れたけど、ある精神病患者は見た目が30歳くらいで、

皺もシミもなく身体もたるんでいないのだけど、

実際は60歳過ぎている、というような事実があるよう。

その病気で同じ症状の人は皆そうらしい。

何かの本で読んだ。

今日何故か、その話を思い出して、

それの答え(私の考えに過ぎないよ)がぱっと浮かんだ。

「初めよくわかっていたのを、そのまま外部と全く切り離して放っておいても、

エントロピーはふえない」ということなのかと思ったのだ。

その病人は周囲の人から何の影響も受けない。

その病気ゆえに、周りが何をしようが何を言おうが、

その人の心には何にも届かないらしい。

まるで目には見えないぶ厚い壁があるかのようだ。

その人の心は外部と全く切り離されて放って置かれている状態なんじゃないか。

意志してるわけじゃないけど。

一人の世界(心)に生きているのかもしれない。

ぶつかったりはしないみたいだし、

目が見えないわけじゃないから、

周りに人がいるのはわかるのだろうけど、

それについて何の認識も浮かんでこないんだろうなぁ。

孤独感のようなものも壊れてしまっているんだろうか・・

わからないけど・・・。

鉄が水や空気に触れるとぼろぼろになるのは

エントロピーが増えているということらしいけど、

その人が鉄だとしたら水や空気がない状態に居るということか。

だからぼろぼろにならない。老いない。

アンチエイジングにトライしたいと思ってる人でも、

この方法をしてまでそうはなりたくないないだろうな。



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