フライフィッシングの話

川、湖、管理釣場などの国内釣行記、海外釣行記、タックル、フライなど、フライフィッシングにまつわる話と美しい写真。

初釣り

2008-01-06 13:57:16 | 管理釣場

朝の出発時は、オープン2年目の開成水辺フォレストスプリングスへ行くつもりだったが、あそこはフライの場合バックスペースが少なく、思うようにキャスティングが出来ないと聞き急遽行き先を変更、大井松田ICをスルーしてそのまま裾野ICへ向かう。

目指すは、すそのフィッシングパーク
何でもここの釣場は、富士の湧き水を源としているため、非常に水質が良く水温も安定していて、おまけに魚のサイズが大きく引きも強いと言う。かねてから一度は行ってみたいと思っていた場所である。

釣り場に到着すると、二つある池はどちらも魚だらけで、いくつか魚の溜まっている場所などは、まるで大きな黒い塊のようだった。しかも、良く見れば魚は殆どが40センチクラスのレインボートラウトで、それ以外にも、80センチはあろうかと思われるイトウや、70センチ近いドナルドソンといった超大物が足下を通り過ぎて行くではないか。

早速、一日券を購入して、マッディーポンドのフライエリアに入ると、一投して間もなく35センチ程のF1が釣れた。
目の前は魚だらけだし、当然このまま爆釣だろう思った。
ところが、そんなに甘くはなかった。
どうも魚はミッジにライズしているようでもなく、マラブー系のフライへの反応もイマイチ。
一ヶ所に溜まり、あまり口を使わなくなるのは、秋の産卵期に良く見られる現象だが、ちょうどそんな感じなのだ。

結局、手持ちのフライは殆ど試してみたものの、何をどうして良いのか判らないまま今年の初釣りは終了。
まあ、20尾以上釣れたので、良しとしましょう。

写真は、40センチ超のヒレピンブルック。
この魚は、レインボー顔負けのスピード感のあるファイトで、今年の初釣りを存分に楽しませてくれた。