
先日、「ZXLはLLの再来」などと喜んでいたが、実際にショップで触ってみると、想像していたものとは随分違っていた。
まず、ZXLというロッドは、SLTの後継機種にあたり、フィーリングはSLTに最も近い。
それと、アクションはミディアムという事であったが、SLTがそうであったように、一見しなやかそうでも、実際にラインを通してみると結構硬そうな、どちらかと言うとミディアムファーストの部類に入ると思う。
さらにもうひとつ、LLを彷彿とさせるコスメは悪くないのだが、シートフィラーの色が濃すぎて、かなり地味な印象を受けた。
実際には、ウッドの色や目を統一させることは大変な事なのだろうけど、安いロッドではないので、ユーザーとしてはもう少し高級感というか、ゴージャス感も欲しいところ。
しかしながら、握った印象は、すこぶる軽く、しなやかで張りがある。
ウインストンのBoront同様、柔軟さとパワーの相反する要素を最新のテクノロジーで見事に両立させている。
ある意味、これからのフライロッドの方向性を示していると言えよう。
写真は、LLロッドとヤマメ。
忍野にて。
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