フライフィッシングの話
川、湖、管理釣場などの国内釣行記、海外釣行記、タックル、フライなど、フライフィッシングにまつわる話と美しい写真。
 




本命と思われたミッジもそれほど効果がなく、結局、午前中は40センチのメタボ系レインボーを筆頭に5尾程度の釣果しか得られなかった。ところが、バーベキューサイトで昼食の弁当を食べている時、小さなカディスが結構飛んでいて、それをヒントに午後は18番のミッジを少し沈めてからスーッと引っ張ってみたら、これがなかなか良い反応、50センチのドナルドソンを筆頭に強烈なファイトのスチールヘッドなどが、飽きない程度に掛かるようになった。

そして4時頃になると、反応がほとんど無くなり、そろそろ上がろうかと思っていたら、管理をしているおじさんが話し掛けて来た。
「持って帰らないの?」
「えっ? どういう意味ですか?」
突然話し掛けられたので、もしかして、リリースするのが良くなかったのかと、思わず聞き返してしまう。
「食べないのかと思ってさ。」
「ええ、そうなんですよ。でも、どうして? もしかして、ここのは身が赤くて美味しいとか?」
「そうそう、持って帰ったら、きっと奥さんが喜ぶよ。」
「えーっ、そうでしたか・・・。」
これまで全部リリースしていたので、持って帰ろうと思ったところで、もはや後の祭りであった。

帰りは、道の駅『田園プラザかわば』の中にある、お気に入りのそば屋『虚空蔵(こくぞう)』でもりそばを食べ、さらに道の駅でまんじゅうを買い込むと、ようやく帰路についたのだった。

写真上:この日の相棒は、ハーディ Swift 905/3。
写真中:美しいレッドバンドをあしらった45センチのスチールヘッドは、強烈なジャンプとスリリングなファイトで楽しませてくれた。
写真下:風味豊かな『虚空蔵(こくぞう)』の手打ちそば。

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