正面に仙丈ケ岳が綺麗に見えました。
グリーンファームから♀3羽、♂1羽が仲間入りです。
元気な雄、男らしいこの姿
話していたら遅くなり、寒くなってから蒸かしに入りました。
凸凹ですが、大麦入りで美味しいです。
読書マラソンreading 42books marathon 現在25冊目「天孫降臨」に挑戦中!
⑨不生不滅 不垢不浄 不増不減
(ふしょうふめつ ふくふじょう ふぞうふげん)
あらゆる存在が「空」だとわかると、面白い事実に気がつくことになる。
私たちは、命は生まれて死ぬものだと考えがちだが、それも違うのだ。
あらゆる存在は、いろいろなものが集まって形を為し、そこに形以上の「はたらき」が生まれて「生きる」という活動をしている。
私たちが、自分を自分だと認識して生きていることも、形以上の不思議な「はたらき」のなせるわざである。
「命」もまた実体として存在するものではなく、それは神秘としか言いようのない、不思議は「はたらき」なのである。
「個」が集まってできた「和」には、単なる個の集合以上の不思議な「はたらき」が具わることがある。それが、命だ。
だから生き物は、生まれて死ぬのではなく、はじめから実体が存在しない「空」という存在のしかたをするなかで、ただ変化を繰り返している。この、「存在は変化を繰り返す」という真実には、「無常(むじょう)」という言葉を当てるとしよう。
存在=空=自性がない=無常=変化を繰り返す=常なるものは存在しない
これらはすべてイコールでつながるものなのだ。
存在には「変化」があるばかりで、生まれもしなければ死にもせず、垢がつくこともなければ浄化もせず、増えもしなければ減りもしない。ただ、変化を続けるだけである。