勝手にお喋りーSanctuaryー

マニアックな趣味のお喋りを勝手につらつらと語っていますー聖域と言うより、隠れ家ー

ありがとう、じゃくしー

2005-05-01 | 日常のお喋り
2年間、お世話になった「じゃくしー」が、とうとう終幕を迎えた。
その時を最後に一緒に迎えようと、親しくなった方8人で、21時からチャットをしていた。
写真関係の方が多かったので、最初の頃はカメラの話で盛り上がったり。
チャットルームでおしゃべりしながら、時々もうなくなろうとしている掲示板に写真を投稿したり。
1年以上の付き合いがある方ばかりなので、気心も知れている。
「さよならパーティー」と銘打ったチャットは楽しかった。

だけど残り時間が1時間を切った辺りから、どことなく寂しさが漂い始めた。
みな、選りすぐりの写真や、思い出の写真をアップし始めた。
上の写真は、私がデジカメを購入し、最初の頃に撮ったノボタンだ。
掲示板と言いながら、左右に分かれていて、左側にはトップ画像と言う、その家の看板のようなものを常に表示しておくことが出来る妙な作りが特徴だ。
それまでは私はその特性を生かせず、フリー画像や頂き物をトップ画像にしていたが、デジカメを買ったお陰で初めて自分の家(板)を自前の画像で飾ることが出来た。
それはものすごく嬉しい出来事だった。

この場にはいない、懐かしい人の名前もたくさん出た。
思い出のエピソードを語り合ったりもした。
最後の10分になると、チャットの方はお休みし、猛烈な勢いで画像アップを始めた。
私もネタが続く限り、新作画像をアップした。
0時になれば消える。
ここに残ることはない。
この場にいる人以外、誰も見ることはない。
それでもアップし続けた。

デジタル時計が10秒前になった。
最後の一枚をアップしようとした。
《エラー:名前が入力されていません》
慌ててHNを書き、投稿ボタンを押した。
《サーバーが見つかりません》
終わったのだ。

じゃくしーはシンデレラの魔法のように、0時になったとたん消えてしまった。
だがそこで作った思い出は消えない。
そこで出来た友達は消えない。
「これからもよろしく」
そう言ってチャットルームを去っていった仲間たち。
もう一度言おう。
彼らと引き合わせてくれてありがとう、じゃくしー。
Comments (11)
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