勝手にお喋りーSanctuaryー

マニアックな趣味のお喋りを勝手につらつらと語っていますー聖域と言うより、隠れ家ー

古い機械は死に行くだけ。

2005-05-15 | 日常のお喋り
休み長いぞ~!思わず自分に言ってみた。
ブログも、HPも、休みっぱなしの昨今だ。
何故こうなったかと言うと、古い小説の整理をしてたからだ。
PC買う前の、ワープロのフロッピーに入ってる。
もしもワープロが壊れたら、このフロッピーはPCでは読み込めないのだ。
いつかやらなくてはと思いながら、面倒だから放置していたのだが・・・。

私のワープロ暦は長い。十年以上だ。
その間3台のワープロを駆使して小説を書いてきた。
買い換えるたびに前のフロッピーを新しいワープロの書式に変換してきた。
小説を書くだけならワープロで十分だったから、なかなかPCには手が伸びなかった。
だが、3代目のワープロを使っている間に、世間からはすっかりワープロが姿を消してしまった。
そのことに気づいて、急に不安を感じたのだ。
もしこのワープロが壊れたら、次はPCしかない。
PCでこのフロッピーを読み込めるのだろうか。

答えはノーだった。ワープロの書式のままでは無理なのだ。
保存形式をdosに変えなければならない。
ここからワープロの最大の欠点に突入する。
ワープロ内部にはメモリー機能がないため、いちいちフロッピーから文書を呼び出し、別のフロッピーに入れ替え、dosシステムで保存しなおす。
さて、私の手元にはワープロ書式のフロッピーが何枚あるでしょう?
何と言っても12年間の汗と涙の結晶だ。
メモリー容量から考えても、察して余りある。

しかも!(ここからは愚痴になる)
今のワープロの前の機種では、2HDのフロッピーを使えなかったらしい。
そのことを知らなかった(無知な)私は、何も考えずに2HDのフロッピーを買っていた。
多分それが原因なんだろうが、そのワープロは壊れた。
新しいワープロに移し変えようとしたら、2DDのフロッピーは読み込めたが、2HDのフロッピーはまったく反応なし・・・。
原稿用紙に換算すると(計算中)3000枚が無と帰したのだ。
適当な長さの本6冊分だ。
半分はプリントアウトした原稿を起こして打ち直した。
だがそこで私の根性は息絶えた。

今、その続きを始めてる。
どうしても気になるのだ。
カートリッジインク代をケチって、感熱紙にプリントアウトしたものだから、最近文字がやっと見えるほどまで色あせてきたのだ。
このままで行くと、この原稿をすべてなくしてしまうことになる。
多分半年の仕事になると思うが、出来る限り時間を使って、打ち直しを続けることにする。
すでに嫌気がさしてはいるが・・・。
Comments (6)
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