勝手にお喋りーSanctuaryー

マニアックな趣味のお喋りを勝手につらつらと語っていますー聖域と言うより、隠れ家ー

ルミネレポ、その後

2005-12-15 | TVや舞台やスポーツのお喋り
品川庄司の型破りな漫才に驚いてしまって、通常のルミネレポを忘れていた。
それはどうでもいいと思われるかもしれないが、ちょっと触れておきたいことがあったのだ。

前回のルミネレポで、私はインパルスにちょっと厳しいコメントを残してしまった。
私はインパルスも好きだ。
ルミネのチケットを買う時、出来れば品庄の他に好きな芸人さんが入っている日を選ぶ。
今回は残念ながらペナルティがキャンセルになってしまったが、インパルスとは遭遇することが出来た。
これで3回連続のインパルスだ。

ルミネでは(恐らく吉本では)漫才の方が格上の扱いをされる。
ネタ組みのラスト・トリは大抵漫才だからだ。
コントは漫才の間に挟まれる形になる。
これは正直言うと納得できない。
M-1があるのなら、コントNo.1を決める大会があってもいいと思う。

インパルスのコントの魅力は、何と言っても板倉さんの作るシュールなネタだろう。
以前深夜の番組で、無記名の大喜利のネタを一人の審査員が面白い順番に並べると言うのがあった。
その時の審査員が低い順位においたネタに、私は一番食いついていた。
それが全部板倉さんのネタだった。
私の笑いのツボを、板倉さんは間違いなくついてくる。

だがそれ以上に、私は堤下さんの芝居(あえて芝居と言う)を買っている。
ブツブツと抑揚なく、時には難解な長台詞を吐く板倉さんに対して、実に上手い受けの芝居をする。
板倉さんが別世界に飛んでいく時、堤下さんが無理矢理現実世界に引き戻す。
この、微妙なコンビネーションがインパルスの魅力だ。

前回、私がインパルスの出来が悪かったと思ったのは、おもにこの堤下さんの上手さが発揮されていなかったからだ。
今回、私はインパルスが同じネタを選択してくれることを願っていた。
まったく私個人の思惑で、どう変わってるか確かめたかったからだ。

そこはやはりインパルスだった。
まず板倉さんが、随所にアドリブ全開で笑わせる。
堤下さんが、寒い中で面倒な酔っ払いのホームレスに絡まれて、うんざりしている警官をきちんと演じている。
同じ轍(わだち)を踏まないインパルス、これからも期待できると思った。

閑話休題。
このブログの編集画面を開いて驚いた。
もともと品庄のエントリーは普段の倍のアクセスがあるのだが、今回はさらにその倍のアクセス数だった。
多分M-1などから検索してこられた方がいたからだろう。
M-1への関心の高さ、改めて感じた。
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