勝手にお喋りーSanctuaryー

マニアックな趣味のお喋りを勝手につらつらと語っていますー聖域と言うより、隠れ家ー

初恋の人に逢えた感じ

2006-03-06 | 日常のお喋り
先日借りたDVDの中に、「ハワードと7人の魔法使い」と言うのがあった。
「ハウルの動く城」の原作者・ダイアナ・ウィン・ジョーンズのファンタジーを、BBCがTVドラマ化したものだ。
子供向けは承知の上、ファンタジー好きの私はためらいなくレンタル。
ま、それなりに楽しめた。
そこで前々から読んでみようかと思っていた「ハウルの動く城」を買うつもりでAmazanを覗いてみた。

私のファンタジー好きは、子供の頃に遡る。
原点は学校の図書室で借りた「ナルニア国物語」
はい、近年映画化されて、何かと話題になっているあれだ。
無論その頃にハリー・ポッターが出ていれば、多分夢中になっていたのだろうが、私には遅すぎた感がある。

そして同じ頃に、もうひとつ私の心をわしづかみにしたファンタジーシリーズがあった。
「ナルニア国物語」は、面白いと思った時点ですぐに本屋さんで全巻買い揃えた。
でももう一つのシリーズは本屋さんには置いてなかった。
絶版になったと言われた。
泣く泣く諦め、そのまま忘れ去っていった。

Amazonで「ハウル・・」をカートに入れようと思った時、突如私の頭にこの思い出が蘇って来た。
もしかして、ここでなら見つかるかもしれない。
出版社を変えて、再販されているかもしれない。
ところがずいぶん昔のことなので、本の題名も作者名も何一つ覚えていない。
海外文学~ファンタジーで検索し、1000以上ある本の題名をポツポツ見ていた。
そして・・・。

思い出した!主人公の名前は《タラン》
早速検索・・・やったぁ~!
『プリデイン物語シリーズ・第1巻・タランと角の王』ロイド・アリグザンダー著
あったよ、ありましたよ。全7巻。
在庫が2点しかない巻もあり、即注文。

届いた時の感想は、初恋の人にめぐり逢えた感じ。
読みたいと言うより、あの頃感じたことをじっくり思い出したい感じ。
脇役のギデオン王子、大好きだったなあ。
第2巻ではボロボロ泣いたっけ。。。
ああ、懐かしい。

届いてからしばらく経つが、まだ1ページも読んでいない。
思い出をじっくり楽しんで、子供の頃の気持ちに戻って、最初の1章からゆっくり味わいたいと思っている。
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