勝手にお喋りーSanctuaryー

マニアックな趣味のお喋りを勝手につらつらと語っていますー聖域と言うより、隠れ家ー

久々ヒットのサスペンス

2006-03-07 | 映画のお喋り
すでに先月のことになってしまったが、2週連続7枚のDVDを借りた。
1週目はサスペンス2枚に不満が残った。
笑えるコメディにめぐり合う事もそうそうはないので、それだけでも良かったのだが。
さて、かなり遅れたが2週目。
昨日のエントリーで書いた「ハワードと7人の魔法使い」は特別枠扱いってことで、5枚の順位を付けてみる。

5位ーアビエーター
 ハワード・ヒューズを知らない日本人には、長すぎる映画。
 飛行機墜落のシーンは迫力があって、そればかりが印象に残ってしまった。
 ディカプリオの演技の上手さはよくわかってる。
 オスカーにだって相応しいと思うが、もっと別の形で狙って欲しい。

4位ーナショナル・トレジャー
 こんな映画かな、と思って借りてきたら、こんな映画だった。
 ニコラス・ケイジ、こんなに髪の毛あったっけ?
 そんな余分なことを考えてる暇があるってことが問題。
 もっと息をつかせぬ展開に持っていって欲しかった。

3位ーウィンブルドン
 テニスを愛し、自分でもプレーしている私には、かなり楽しめた。
 普通の俳優さんがトッププレイヤーを演じているのだから、多少のことには目を瞑る。
 フットワークがダメでしょう、なんて野暮なことは言わない。
 恋愛が男性にはいい影響を、女性には悪い影響を与えるってことにも文句は言わない。
 最後は別の結末を予想していたが、こんな夢物語もたまにはいい。
 男性のシンデレラストーリーだってあっていい。
 何より驚いたのは、スパイダーマンの決して美人とはいえないヒロイン、
 キルスティン・ダンストが、この映画ではめちゃ可愛かったこと。
 試合中のモノローグも小技が効いてる。

2位&1位は、あえて順位をつけない。
どちらも面白いサスペンスだった。

【バタフライ・エフェクト】2003年・アメリカ
  監督:エリック・ブレス&J・マッキー・グラバー
  出演:アシュトン・カッチャー、エイミー・スマート

「ある場所で蝶が羽ばたくと、地球の反対側で竜巻が起こる」と言うカオス理論が題名の由来だそうだ。
主人公エヴァンの特殊能力が、バタフライ・エフェクトを巻き起こす。

ストーリーはエヴァン7歳の頃から始まる。
ある小さな町で、エヴァンは母と二人で生活していた。
そこでエヴァンは遊び仲間3人と、ストーリーの軸となるみっつの事件を体験する。
初恋のケイリーにトラウマを残す、父親の幼児虐待。
ケイリーの兄が始めたダイナマイトを使った悪戯。(どころか殺人)
ケイリーに手を出すなと脅すため、エヴァンの犬を焼き殺すと言う兄の残虐行為。
だがエヴァンは問題のシーンで必ず記憶をなくしてしまう。

大学生になったエヴァンは、トラウマが元で、ケイリーが不幸な生活をしてることを知る。
その時、彼の中に潜伏していた能力が目覚める。と同時に、なくした記憶も蘇る。
(ああ、ネタバレ)
7歳からつけている日記の文字を見ているうち、エヴァンは記憶だけ現在のままで過去に戻ることが出来ることに気付く。
当然エヴァンはケイリーの為、父親の彼女に対する虐待を止める。
その結果、ケイリーは幸せになるが、兄ともう一人の友達が不幸に。
今度はダイナマイトの爆発を防ごうとする。
その結果・・・という風に、過去を変えるたび、誰かが必ず不幸になるのだ。

最後の最後にエヴァンが出した結論・・・。
それはケイリーの一言が決め手になる。
「父と母が離婚したとき、私は母を選びたかった。だけどあなたと離れたくなかったから、嫌いな父を選んでしまったの」
エヴァンは愛するケイリーと、友人たちの幸せの為、過去を変える最期の旅に赴く。

この手の話はよくあるようにも思うのだが、やはり次はどうなるだろうと期待感が高まる。
日本でドラマ化出来そうだ。(出来たら面白いと思う)
ところでアシュトン・カッチャーと言う俳優は「世界でもっとも美しい100人」に選ばれ、向こうでは人気があるそうだが、私には???だった。
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