勝手にお喋りーSanctuaryー

マニアックな趣味のお喋りを勝手につらつらと語っていますー聖域と言うより、隠れ家ー

お芝居はランニングから

2006-07-27 | 日常のお喋り
夕刻に自宅の前を山車が通った。
そう言えばお祭りだったんだと思い出し、デジカメ片手に外に飛び出す。
見事に目の前にいる。
カメラを構えると、山車を引く人たちの掛け声が勢いを増した。

山車の上で太鼓を叩いてる兄ちゃん・姉ちゃんがこちらを見る。
こちらは顔が映らないように気を使っているのだが・・・。
考えてみれば、毎日稽古してこの日に備えたのだから、見てもらいたい気持ちの方が強いのだろう。
普通にプライバシーを考えて撮影している私は、祭り向きの性格ではない。

よく考えたら昔演劇少女だったくせに、人に見てもらいたいと言う意識が余りない私は、演劇向きの性格でもなかったんだろう。
舞台の上に立つと性格は変わるが、それだけでは足りないと自覚はあった。
絶対に目だってやるんだという根性に欠けていた。


「下北サンデーズ」は小劇団の話だ。
今日はなんだか軌道修正してしまって、やや残念な気はしたが、監督ごとにそれぞれの持ち味があってもいいような気はする。
一般受けはしそうだし。

それはともあれ、このドラマを見て思い出した。
私は体育会系のノリが苦手で、演劇の世界と縁を切ったということを。
腕立てとランニングと上下関係が大嫌いで演劇を諦めた。
実は自分の声が嫌いと言う、裏の本音もあるのだが。

もしかしたらこうなっていたかも、と言う自分を想像しながらドラマを見る。
他のドラマでは味わえない楽しみだ。
Comments (8)
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