勝手にお喋りーSanctuaryー

マニアックな趣味のお喋りを勝手につらつらと語っていますー聖域と言うより、隠れ家ー

最後に語り尽くす

2007-01-09 | TVや舞台やスポーツのお喋り
品川さん、すっかりブログにハマっているようだ。
思っていた以上のペースで更新している。
グァムからの更新って・・・PC持って行ったの?海外でも使える携帯?
芸人さんの話ならネタにも困らないし、このペースはしばらく続くのだろうか。
(もちろんずっと続いて欲しいが)
で、勝手にコメント☆(多分第3弾/去年の分)

◆M-1ネタ
品川さんの口から(文章だけど)この話が聞けたと言うのは凄く嬉しい。
公の場で、自虐的なギャグではなく、きちんとこの話が出来たと言うのは、ある程度傷が癒えたからだろう。
庄司さんも「もう漫才をやりたくない」と言うくらいくらいショック受けていたし。

第1回をスルーしたのは、大本命の中川家がいたからだと思う。
あの大会は今とはルールも違ったし、本当にひどい内容だった。
一般投票も審査のうちに入っていたのだが、中川家に高得点をつけた大阪審査員は無名の麒麟を無視。
おぎやはぎの得点は、得点というレベルにもなっていなかった。
あれやこれやで松本さんが怒ってたなあ。
あの時は実際大阪の人って自分たちで言うほど笑いがわかってるの?と疑った。
(大阪の人ごめんなさい。一部の一般審査員の話です)

第2回の時はネットラジオで、締切日の締め切り時間ぎりぎりに、無理矢理チーフマネ木本さんが応募用紙を箱に入れてしまったと愚痴っていた覚えがある。
しかも準決勝のある週にルミネで微妙な漫才をしていた。
ネタの途中でふたりともキレ始め、ほぼケンカ状態に・・・。
最後はふたりとも舞台上で脱いで、オチも何もなく終わってしまった。
その後に準決勝敗退のニュースを聞いても驚かなかったな。

私ももうM-1なんかでなくていいよって気があったから、出ると聞いた時のほうが驚いた。
でもぶっちゃけて、心から正直に言ってしまうと、勝てるとは思っていなかった。
私は最高に面白い漫才だと確信してるし、実際どのコンビのネタよりも面白かったし、革新的な漫才だと絶賛してるし、その気持ちはほんの少しも揺るがない。
でも審査員がそう思うとは思わなかった。

漫才は人の笑いと言う感覚を刺激して成り立つものだ。
この【感覚】が、人それぞれ違うということは異論がないだろう。
味覚が違う。(美味しいと感じる味は人それぞれ)
視覚が違う。(美しいと感じる異性は人それぞれ)
聴覚が違う。(好きだと感じる音楽は人それぞれ)
臭覚が違う。(いい香りだと感じるものも人それぞれ)
触覚が違う。(くすぐったいと感じる場所も人それぞれ)

誰もが面白いと言っている映画がつまらなくても、誰もが泣くといっている映画で泣けなくても、それは感覚がおかしいわけではない。
それが個人の感性だからだ。
私は時々映画館で、誰も笑ってない時に笑い、誰も泣いていないときに泣く。
それが私の感性だからだ。

品川庄司の漫才を見て、くすりとも笑わない人がいたとしても別に変だとは思わない。
私も高い評価を受けたコンビのネタで、一度も笑えなかった。
審査員はみなプロだが、近い感覚を持っている人が多すぎる。
プロだから、プロの見方をする。
そのプロの見方に、品川庄司の漫才は合わないと思ったのだ。

例えば若い頃の新庄剛志は、大方のプロの評論家からはまったく評価されない野球選手だった。(才能は認められたけど)
彼らはみな同じ批判を新庄に向けた。
それらはすべて正しい意見だったが、新庄が当たり前の選手だったら、私はそんなに好きではなかったと思う。

プロに評価されないからこそいいものも、確かにあるのだ。
それがプロの世界だと思う。
みながみな同じだったら、同じ評価をされたら、そのカテゴリーの中でのみ優劣を争うのなら、プロの世界はどんなものにしろつまらないものになっている。
新庄がそうであったように、結果は最後についてくるものだ。

またしても大幅に逸脱・・・。

◆POISON GIRL BAND
実はクリスマスパーティーの時、仲間内でM-1予想をした。
酔っ払っていたけど、私の予想はだいたいにおいて的中していた。
前回、品庄の次に私が面白かったのはチュートリアル。
これ、みんなには不評の予想だったけどね。

POISON GIRL BANDは最近のルミネの若手で、もっとも面白い漫才をするコンビだ。
だけどその癖のあるしゃべり方とネタには、好き嫌いがある。
仲間の一人が大ファンなので、ハマるといいねと言いあったのだが、トップ籤を引いたと聞いて・・・。
品川さんの言うとおりで、速球あってのスローボールの鉄則から言って、間に挟まればもっといけたと思う。

それにしてもネットで叩かれてることを知っていた品川さん、どこで見たのだろう。
漫才なんか一度も見ていない人が面白がって書き込んでいるレスなど『スルー』がネットのルール。
まともな人は誰も気にしてはいないので、本人たちも『スルー』していることを切に願う。

◆理想のM-1
まず10年枠を撤廃して欲しい。
25年のベテランが参加したらもっと楽しくなる。(審査員は困るかもしれないが)
そして一度決勝大会まで進出したら、5年は出られないシステムにして欲しい。
毎年同じ顔ぶれだと飽きる。
その点麒麟と笑い飯はわりを食ってしまった。

これを最後にM-1ネタは書かないつもりなので、もう一度出たいなんて言わないで欲しいのが本音。
もし枠撤廃なら、5年後くらいには出て欲しいけど。
それとも一度解散すれば、再結成を1年目にしてもらえるのだろうか。
冗談でも太田さん(爆笑の)と組んで・・・なんて話は・・・ね?
Comments (2)
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