勝手にお喋りーSanctuaryー

マニアックな趣味のお喋りを勝手につらつらと語っていますー聖域と言うより、隠れ家ー

夕日を眺めながら-2-

2009-02-20 | 移住のお喋り
引っ越しをして、すでに1年以上が経つ。
11月の末の引っ越しだったから、最初のお正月は段ボールが残った部屋で迎えた。
さすがに段ボールはなくなったが、この1年が経つのは早かった。

最初の年の暮れは、さまざまな手続きの中で過ぎた気がする。
ネットが開通しないのはかなり堪えた。
サーバー側も理由が分からず困っていた。
結局ルーターを新しいものに変え、どうにかネット生活に戻れた。

年を越えても、引っ越し準備の際に痛めた右膝は治らない。
5分歩くと、膝の上の腿の部分に、20cmほどの鉄板を入れたような状態になる。
パンパンに張り、痛いと言うより重い。

庇って歩いているうち、テニスで傷めた左膝も悪化した。
椅子に座るより低い状態になれないので、収納の下の方の整理は笑いごとではなかった。

桜の季節には、どうにか膝もよくなっていたが、今度は極度のアレルギー症状に悩み始めた。
全身に湿疹。これは痒い。
足の裏にも。これは痛い。

皮膚科に行っても、菌は見つからず原因不明のまま匙を投げられる。
内科のアレルギーの薬を飲み続けるしかない。
何しろ足の裏の湿疹は歩くたびに痛みを伴う。
この時期、痒いのと痛いのとで、頭がおかしくなりそうだった。

アレルギーの投薬を続けて3か月。
やっと湿疹が収まり、痒みはなくなった。
だけど痛みの方は治らず、薬のせいで終始眠かった。

さらに薬を飲み続け、秋になった頃、ようやく足を引きずらずに歩けるようになった。
殆ど痛みがなくなってきたのは年も暮れる頃。
丸1年、膝から始まって、足の痛みに苦しんでいたことになる。

私が夕日を眺める時間が長くなったのは、そうするしかなかったからだ。
一日出かけると、翌日は休まないと耐えられなかったからだ。
一日置きに家にいて、ほとんど動き回れなかったからだ。

そして気付いた。
アレルギー症状の原因がストレスにあったことを。
そのストレスを生んだ原因がなんであったかも。
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