何事にも終わりはある。
このライブも、じりじりと終わりに近づいている。
だが、そんなことは一切頭に浮かばない。
時間が経ったように思えない。
相対性理論の実証。
この楽しい時が永遠に続けばいいのに。
たまにそう思うことがある。
めったに経験できない、幸せな時間だ。
ずっと立ったままで足が痛いはず。
ずっと歌ってるから喉が痛いはず。
ずっと振り続けてるから腕が痛いはず。
でも、気がつかない。
#19 MOVE
SG曲。初の両A面。1996年リリース。
ああああ。これも私の好きな曲。
両A面なのに、やっぱりSecondbeat扱いされてる曲。
一時期この曲ばかり聞いてたっけ。
クロニクルを調べなおしたら、2000年のPleasureツアー以来のセトリ入りだった。
もしかして10年に一度の何とか彗星みたいなもの?
でも歌ってみるとわかるんだが、この曲、喉に優しくない。
おさらいしてる時、歌った後で喉がざらざらになる。
何度歌っても、平然としていられる曲もたくさんあるのに。
うん、だからセトリに入れないのかもね、ライブ映えするのに。
CDではラストがシャウトだ。
やるのか?と思っていたら、やらなかった。
「言えねぇぇぇぇ!!!!」やっちゃった後だしね。
LOVE IS DEADでも跪いての渾身シャウトやっちゃったしね。
Freedom Trainでは44歳(制作当時)の自由の定義を歌った。
MOVEでは32歳の自由の定義を歌っている。
「寝て暮らすのも 街を捨てるのも 恋に溺れるのも このボクの自由」
そして「時の流れさえついてくる 自分で進みゃついてくる」と歌う。
軸はブレていない。
自分で選択し、その選択に向かって行動しなければ、自由は得られないという。
何をしても勝手、ではないのだ。
この主張は、ラス前のMCにつながっていく。
#20 愛のバクダン
SG曲。2005年リリース。
私はこの曲でB'zに戻った。
好きなんだよね、ギリチョとか、こういう重苦しくないノリが。
ちなみに重苦しいというか、暗いというか「MOTEL」も大好き。
基本、反戦歌だ。
時代がアメリカとイラクの泥沼戦争の頃だからね。
どうせバクダン落っことすんなら、「愛のバクダン」にしようよ。
簡単な主張だけど、なかなか言えない。
KOSHIは「ROOTS」と言う非常に美しいメロディの曲でも、たったひとつだった心(人類)が
宗教によって引き裂かれてしまう悲惨さを歌っている。
またソロでは「あの命この命」という、ストレートな反戦歌を歌っている。
うちの母は、この歌を聴くと悲しくなるからいやだと言った。
B'zでは許されない暗さが、KOSHIのソロの特徴なんだけど。
アリーナ席には縦のブロックにひとつずつ、大きな風船が投げ入れられている。
この風船を割ると、中から小さな風船がたくさん出てきて、お土産に持ち帰れる。
なかなか割れない大きな風船に躍起になってるアリーナは、歌どころではないようだ。
ノリノリで歌ってると、2コーラス目頭から、KOSHIは歌を客に丸投げ。
サビならわかるけど、2コーラスの頭って…。
歌いましたよ、もちろん。
歌わせられて、笑わせられて、忙しいライブだ。
だけどその忙しいライブも、とうとう大詰めが近づいてきた。
きっとみんな同じことを思っている。
この楽しい、素晴らしい時を終わらせたくないと。
このライブも、じりじりと終わりに近づいている。
だが、そんなことは一切頭に浮かばない。
時間が経ったように思えない。
相対性理論の実証。
この楽しい時が永遠に続けばいいのに。
たまにそう思うことがある。
めったに経験できない、幸せな時間だ。
ずっと立ったままで足が痛いはず。
ずっと歌ってるから喉が痛いはず。
ずっと振り続けてるから腕が痛いはず。
でも、気がつかない。
#19 MOVE
SG曲。初の両A面。1996年リリース。
ああああ。これも私の好きな曲。
両A面なのに、やっぱりSecondbeat扱いされてる曲。
一時期この曲ばかり聞いてたっけ。
クロニクルを調べなおしたら、2000年のPleasureツアー以来のセトリ入りだった。
もしかして10年に一度の何とか彗星みたいなもの?
でも歌ってみるとわかるんだが、この曲、喉に優しくない。
おさらいしてる時、歌った後で喉がざらざらになる。
何度歌っても、平然としていられる曲もたくさんあるのに。
うん、だからセトリに入れないのかもね、ライブ映えするのに。
CDではラストがシャウトだ。
やるのか?と思っていたら、やらなかった。
「言えねぇぇぇぇ!!!!」やっちゃった後だしね。
LOVE IS DEADでも跪いての渾身シャウトやっちゃったしね。
Freedom Trainでは44歳(制作当時)の自由の定義を歌った。
MOVEでは32歳の自由の定義を歌っている。
「寝て暮らすのも 街を捨てるのも 恋に溺れるのも このボクの自由」
そして「時の流れさえついてくる 自分で進みゃついてくる」と歌う。
軸はブレていない。
自分で選択し、その選択に向かって行動しなければ、自由は得られないという。
何をしても勝手、ではないのだ。
この主張は、ラス前のMCにつながっていく。
#20 愛のバクダン
SG曲。2005年リリース。
私はこの曲でB'zに戻った。
好きなんだよね、ギリチョとか、こういう重苦しくないノリが。
ちなみに重苦しいというか、暗いというか「MOTEL」も大好き。
基本、反戦歌だ。
時代がアメリカとイラクの泥沼戦争の頃だからね。
どうせバクダン落っことすんなら、「愛のバクダン」にしようよ。
簡単な主張だけど、なかなか言えない。
KOSHIは「ROOTS」と言う非常に美しいメロディの曲でも、たったひとつだった心(人類)が
宗教によって引き裂かれてしまう悲惨さを歌っている。
またソロでは「あの命この命」という、ストレートな反戦歌を歌っている。
うちの母は、この歌を聴くと悲しくなるからいやだと言った。
B'zでは許されない暗さが、KOSHIのソロの特徴なんだけど。
アリーナ席には縦のブロックにひとつずつ、大きな風船が投げ入れられている。
この風船を割ると、中から小さな風船がたくさん出てきて、お土産に持ち帰れる。
なかなか割れない大きな風船に躍起になってるアリーナは、歌どころではないようだ。
ノリノリで歌ってると、2コーラス目頭から、KOSHIは歌を客に丸投げ。
サビならわかるけど、2コーラスの頭って…。
歌いましたよ、もちろん。
歌わせられて、笑わせられて、忙しいライブだ。
だけどその忙しいライブも、とうとう大詰めが近づいてきた。
きっとみんな同じことを思っている。
この楽しい、素晴らしい時を終わらせたくないと。