雨の日も風の日も ららる~♪

気ままな毎日を綴ります。

コンサート

2021-10-22 | 本・ライブ

11月に入るとコンサートが3つある。
コンサートもそろそろいいかな。
ひとつはK先生のSRQ(スーパーリコーダーカルテット)。
聴衆を半分にして小さな教会であります。
4年ぶりでしょうか。待ってました♪

もうひとつはシャンソン歌手の友人のリサイタル。
ライブ活動頑張っています。
ご主人を亡くされて2年。歌があって良かったと言っています。
ご主人さまは愛妻家で奥様の一番のファン。
ライブの様子をユーチューブに投稿されていました。

最後はソプラニスタの岡本知高さん。
伸びやかな美声が楽しみです。
生の音楽が聴きたい~と何も考えずにチケットを買ったら、
あらま。土日月と3日続きでした。
いくら減ってきたとはいえ・・・(汗)。
コンサートはSRQ以外は一人で行きます。
全然平気のおひとりさま族です。


そして何と言っても、カリヨンとリコーダーの共演です。
僅か10分の演奏ですが初の試み。2曲演奏します。
高い塔の上の鐘と地上のリコーダー。上手くいくでしょうか。
ヨーロッパではよくある光景だそうですよ。
まず晴天ですね。あと2週間後。
ワクワクどきどき。楽しみです。


家族じまい

2021-09-16 | 本・ライブ

最近「墓じまい」という言葉はよく聞くけれど、
「家族じまい」って・・・。
題名につられて読んでみた。桜木紫乃は初めてです。
血縁とは家族とは・・・と考えさせられます。
目次は5人の女性の名前。それぞれの話が繋がってくる。
とにかく文が上手い。引き込まれて一気に読んでしまった。

ふたりを単位にして始まった家族は、子供を産んで巣立ちを迎え、
また二人に戻る。そして最後はひとりになって記憶も散り、
家族としての役割を終える。人の世は伸びては縮む蛇腹のようだ。
                      ~帯の紹介文より

夫婦、親子、兄弟姉妹、終活、老々介護、認知症・・・
まさにこれから迎える課題。
すれ違う夫婦の心模様。冷静に親を切る娘。娘と縁を切る母親。認知症。
認知で変わってしまった妻に暴行を加え泣く夫。
娘と縁を切りながら認知症になった妹を看る姉。
隠れて二人で、妹の好物のプリンを食べる所で号泣してしまった。

終わる事と終えることは違う。
それぞれの家族じまい。

「ホテルローヤル」で直木賞受賞。桜木紫乃56歳。
一体どういう人生を歩んできてこの本が書けるのだろう。
彼女の本を読んでみたくなった。






父ちゃんの料理教室

2021-09-06 | 本・ライブ

シングルファザーになった時の絶望感。
あの日から息子は心を閉ざし感情をあまり見せない子になった。
子供部屋を見回ったら、クマのぬいぐるみがびしょびしょにぬれていた。
ぼくの前では泣かない子だったのに。
何とかしなきゃあ。
食べなきゃあ。食べることは生きる事の基本。
「美味しい?」「うん、美味しい」
「美味しい?」「うん、美味しい」
毎日この繰り返しだった。
息子の顔にちょっとずつ笑みが戻って来た。
                     ~あとがきより抜粋

この本は、料理本というよりエッセイです。
息子さんに料理の楽しさ、食べる事の大切さ、
料理を通して生きる事のすばらしさを伝えています。
「パパも自分のことを考えたら」 誰かいい人いないの。
17歳になった息子君は、こんなことを言うようになった。
父の思いがいっぱい伝わってきました。

孫のTちゃんにAちゃん。
何でも一緒にしたい~と好奇心旺盛。
Aちゃんがする~料理のお手伝いも飛んで来る。
いつもママのお手伝いをしているようで「なかなか」です。
ばあばと一緒に作ったホットケーキやピザ、お好み焼きに餃子。
覚えていてくれるかな・・・。
孫たちとのこの時間を大切にしたい。そんなことを思った。











演奏会

2021-06-21 | 本・ライブ

昨日友だちが出演する演奏会に行ってきました。
1年半ぶりの生の音楽です。
選曲も良く、どの曲もす~っと入って来ました。
去年は中止だったので2年越しの皆さんの思いが伝わって来ました。
音大のOBや主婦や男性の音楽好きな40名弱の団員で構成。
この大変な中、よくここまで練習が出来ましたね。
朝から丸一日の練習でよれよれです~と言いながら頑張りましたね。
Nさんは子供のころにバイオリンを習っていて、子供の手が離れて入団。
Tさんは60の手習いでバイオリン初心者。挑戦の姿勢が素晴らしいです。
ロングドレスに身を包み奏でる姿はうっとりしましたよ。

会場はかなりの観客。少し心配でしたが・・・。
帰りにUCCでお茶。喫茶店随分久しぶりです。
美味しい珈琲におしゃべり。これでまた頑張れます♪
リコーダーも月末から再開。スイッチ入れます。

神戸の感染者が5名。兵庫県は19名になった。
大阪も減ってきてます。
夫は本日、2回目のワクチン接種です。

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おひとりさま力

2021-05-20 | 本・ライブ
先日、「徹子の部屋」に社会学者の上野千鶴子氏が出ていた。
著書「おひとりさまの老後」で「おひとりさま」のイメージを変えた方です。
この方は「アグネス論争」で知りました。ちなみに私は林真理子派でした。
最近では東大の入学式の祝辞が話題になった。
87歳の徹子さんに72歳の上野氏。お二人は共に独身で現役でお仕事を。
最強の「おひとりさま」トークでした。
人間は生まれるのもひとり。死ぬのもひとり。
人間という大型動物は、簡単に死ねないそうだ・・・(哀しい)。

徹子さんの元気の秘訣は、よく食べ、珍しいものに感動し、好奇心を持ち
今もお仕事をしていることだそうだ。昔から生活はそう変わっていないそうです。
番組は46年目。この様子だとまだ続けられそうです。
50年が目標で区切りとか。その気力が素晴らしいです。

「おひとりさま力」・・・ひとりも楽しめる。人といるのも楽しめる。
誰かに会いたい時、会える人がいる。話せる人がいる。
誰にも気兼ねせずに暮せる。自由に楽しく暮らせる。
でも認知症は誰にも「ちゃんと」やって来るそうです。

還暦過ぎて「老い」が他人ごとではないと「老後本」をせっせと読んだ。
諸先輩方はどう捉えているのか、どう生きていくのかが興味があった。
「老後本」まあ~嫌というほど出ています。いかに老人が多いかという事ですね。
今はもう読みません。いくつになっても自分は自分です。
ありがたいことに周りに素敵に生きておられる先輩方がおられます。
先輩方の姿が大いに参考になります。

親族でただおひとりお元気な90歳台の伯母。
父も母も叔父も、もうみんな向こうに行っています。
近くに娘と息子が住んでいますが、同居はせず気丈におひとり暮らし。
いつもご近所の方たちが来て賑やか。
何かあったら伯母の所に集まって来るらしい。
着道楽で食道楽。料理も上手。珈琲も美味しい。
伯母の家には、みなさんのマイカップが置いてあるそうです。
皆の心配をよそに、娘をお共に東京へもさっと出かける。
いいですね~。

新聞に「くだらないこと」を話せる人がいるって大事だと書いてあった。
全くその通りだと思う。
くだらないこと何でもないことを話せる人がいる幸せ。
そして「おひとりさま力」の第一は、何よりも健康であること。
ですね。