雨の日も風の日も ららる~♪

気ままな毎日を綴ります。

花よりおじいさん

2015-02-15 | 韓国ドラマ

旅番組が好き~おすすめです。

好評につき、第3弾「花よりおじいさんが」面白い♪
ただいまララTVで「スペイン編」放送中。
最初が、ヨーロッパ編でフランス~スイス。
第2弾は「台湾」でした。

70歳~80歳の韓国ベテラン俳優たちの旅物語。
しかもバックパッカーと言うのが面白い。
おじいさんたちが、四苦八苦しながら街をさまよう姿がなんとも好ましい。
もちろん「花より男子」をもじったものだ。

旅は、人を開放する。
新しい発見や元気を貰う。

若いころ仕事一筋で旅の機会が無かったという俳優たち。
好奇心いっぱいで旅する姿に、見ている方も一緒に行った気分で楽しめる。
自分たちで、ホテルの予約から、レンタカーや路線バス、地下鉄で移動。
小さなホテルに泊まって、たまには食事作りまでするのがいいですね~。

「イ・サン」の王さま役だった、イ・ソジンが唯一の若手で案内役を務めます。
ニューヨーク大卒で英語は完璧。頼りになります。
何をやっても、彼は男前ですね~様になる。
おじいさんたちの人間性も、垣間見えてほんとに楽しめます。

私はと言えば、バックパッカーの年齢でもなく海外旅行はツアー頼み。
こんな自由な旅も出来るといいなあ~

昨日のカレー明日のパン

2015-02-15 | 本・ライブ

「昨日のカレー明日のパン」と、「だから荒野」の2冊を読んだ。

どちらもNHKでドラマ化。
「だから荒野」の方は、まだ放送中なんだけど最後まで読んでしまった。
やっぱり本はいいね。原作の良さ文章から醸し出される魅力がある。言葉の力です。

気になる存在の高橋一生は、原作ではさらりと描かれていましたね。
女友達のYOUも少ししか出てこない。
そうか、最後はそうなったのか・・・。
まあ、この結末で良かったのかもね。家族について少し考えさせられた。
原爆の語り部の先生の言葉が残りましたね。
桐野夏生の小説もいいし、それを映像化して見せてくれるドラマの方もどちらもいいですね。

木皿泉の「昨日のカレー明日のパン」の小説、よかったです。
言葉がしみじみと心にしみる。
ちょっと変わった題名の訳が、ちゃんとラストに出てくる。
そうだったのねそんな素敵な、二人の出会いがあったのね。
ドラマでは、どうしてこのラストを削ってしまったんだろう。違う設定だったね。
肝心の「パン」も「カレー」も出てこなかったでしょ。

25歳で亡くなってしまった一樹も、ちゃんと生きている。
若くして亡くなった母も、ありありと生きた証を残している。
ちょっと変わった嫁と義父の生活もあるべくしてあるのだと思わせる。
これは、小説の方が説得力がありました。

初めて読んだ木皿泉の小説、よかったですね。
「木皿ワールド」と呼ばれるのが分かりました。
泣かせます。

でもドラマの方も上手い出来栄えでした。
ただ、違和感を覚えた一樹と母の幽霊はよけいだった。
やっぱりね、原作には全く無いものだったもの。
よけいな演出でこれは白けましたね。
個人的には、幽霊で出てきた母役の美保純は何か違うなあと。
やはりね、原作の母のイメージとは違いました。
と言っても、脚本が木皿泉自身だから、幽霊で二人を出したかったんでしょうね。

ドラマでは、義父の妹に片桐はいり、テツコの同僚の小野ゆりこを登場させて膨らませていた。
原作には無い人物なんだけど、これはOKかな。
小野ゆり子って印象に残りました。この人は、あの大森南朋と電撃結婚の人です。
当初はどんな人?って思ったけれど、演技を見て、さもありなんと。なかなか個性的です。
「だから荒野」にも出てました。
このドラマ、キャストがとてもよかったです。
福士誠治は、「徒歩7分」にも出てますが彼もなかなかいいです。
何かみんな繋がってます。
一樹役の星野源とテツコ役の仲里依沙がぴったりでした。
そうそう横溝淳平君もねよかった。

ドラマで光っていた食卓の料理は、原作ではそんなに出てこなかった。
生きることと食べること。そう思えばドラマもなかなかやりますね。

木皿泉の本読みます。
あ、ドラマがいいかも(笑)






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