今見ているテレビドラマは、BSプレミアムの「徒歩7分」「だから荒野」
TBSの「流星ワゴン」
NHK朝ドラ「マッサン」「ダウントンアビー」の5本。
「だから荒野」は、桐野夏生原作。46歳の誕生日に家出する主婦の物語。
家族の誰からも必要とされず、自分っていったい何・・・?
よく言う「自分探し」の旅です。行き先で出会う人によってどう変わるのか。
先が楽しみ。
主演は鈴木京香。共演に老人相手の詐欺師?の高橋一生が出てます。
この人「黒田官兵衛」で初めて見ました。いい味出していましたね。
寡黙なところが私好み。て言うか官兵衛の側近九郎右衛門なんですけど。ちょっと気になる俳優です。
「流星ワゴン」は重松清原作。
破天荒な父香川照之と息子西島秀俊が主演。確執のある父子の物語。
流星ワゴンに乗ってタイムスリップ。
今まさに癌であの世に旅立とうとする父の「生き霊」が、息子のところに現れる。
「トンビ」もそうだったけれど、重松清は父子の話が上手いですね。
さて、二人の確執が解けるでしょうか・・・。
「徒歩7分」は、恋人なし、友だちなし、仕事なし、引きこもりの32歳。実家を出て一人暮らし。
別れた恋人が忘れられず、訪ねて行っては冷たくあしらわれる。
アパートの隣の看護師。階下のストーカー男。近所の弁当屋の店員。徒歩7分圏内が全て。
主人公の田中麗奈が浮世離れしていて、危なっかしい。
しっかりした看護師も、小心な階下の男も、みんな淋しさを抱えている。
黒田官兵衛で、憎らしい石田三成役だった田中圭が、階下の男役で好演している。いいですね~。
昨日は、唐突にあん餅食べたいね~と、なぜだかもち米から作る羽目になって、3人で真面目に餅を作ってました。
この空気感。
なんとも言えないです。台詞ひとつひとつがなんとも面白くて・・・。
みんなどうなるのか、これもまた先が楽しみです。
昨日、図書館で「だから荒野」と「昨日のカレー明日のパン」を借りてきました。