お久しぶりのインド映画。しかも長い。どうしょうかなあ～と思いつつ見た。
面白い～！！
いやあ～参りました。元気をいっぱいもらいました。インド映画恐るべし。
「きっと、うまくいく all is well 」ほんとほんとその通り。この言葉おまじないになりそうです。これ2009年の作品なんですね。当時インドアカデミー賞16部門総なめらしい。知らなかったですね。インド映画は、うんと昔「踊るマハラジャ」で大人気。突然踊りだすのが話題になった。はい。踊るの健在でした。突然ミュージカルか？と錯覚（笑）。歌って踊る。その踊りが素敵です。上手いなあ～楽しさ満載♪
しかし長い。170分もあった。途中で休憩が入るのは「七人の侍」（207分）「風と共に去りぬ」（222分）以来です。舞台はインド超エリート理系大学。エンジニアを目指す秀才たち。寮で同じ部屋になった3人の若者の物語。天才的な頭脳と考えを持ったランチョー。ことあるごとに学長とぶつかる。主演の俳優は44歳。どうしてもやりたいと体を張って臨んだらしい。動物が好きで本当は写真家になりたいフアルハーン。神頼みで貧乏学生ラージュー。家族総出（食費を削り学費に、姉は未婚、エアコンも我慢…）で息子の出世を期待する。その重圧。インドの学歴社会や教育の在り方も取り上げられています。知らなかったのですがインドは自殺大国なのだそう。自殺や結婚、貧困社会問題も描かれています。
問題にぶつかった時、ランチョーが「きっと、うまくいく」とみんなを励ます。人生やりたいことをやれ。ほんとうの相手に会った時風が吹く。ランチヨーの名言が光ります。3人の学生時代と行方不明になったランチョーを探して10年後の彼らのが同時進行。3人の友情に涙涙。
ラストの胸のすくシーン。その自然の雄大なこと。インドってまだまだ未知の国です。
家事の傍ら何度も中断しながら見ました（笑）。
いやあ～映画っていいですね。
10月ですね。今年もあと3ヵ月。今日もがんばろっと。
そう言えば、辻さんのパリご飯まだ見てません。
