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ブラックバード家族が家族であるために

2023-10-06 | 映画

70代をどう生きるか。人はどんな最期を迎えるのか。最近の本や映画は、ついつい関心のあるこの問題を描いているものを選んでしまう。

昨日見た映画「ブラックバード家族が家族であるために」(米・英)も、安楽死を描いた物だった。ALSで余命わずかとなった母(スーザンサランドン)が選んだのは安楽死。家族はその選択を尊重する。いよいよその日が来る。家族を集めて最後の晩餐をする…そんな物語。医師の夫(サム・ニール)、娘(ケイト・ウィンスレット)や孫たち。母の選択に賛成はしたものの、いざその時が来ると…。なんて重いテーマなんだろう。
私の夫や息子がこの選択をした時、賛成できるだろうか。余命わずかで治る見込みのない者に最後まで病と闘ってと言えるだろうか。自分は? ただ延命治療をしないことは夫婦で決めて家族にも伝えています。耐えられるだろうか。
「ぼけますからよろしくお願いいたします」のお母さんは最後まで生を全うされました。100歳のお父さんはお母さんの最後を看取りました。安楽死は、オランダ、スイス、ベルギー他、カナダ、米の一部の州で合法化されています。人は生まれるのは選べないけれど死は選べる。この問題結論が出ません。
やっぱり、生きる希望、生きててよかった。そんな元気が出る映画がいいですね!!

今夜「きのう何食べた」シーズン2が始まるよ~♪ わくわく

*最近読んだ本「旅のつばくろ」沢木幸太郎 
      「好きになってしまいました」三浦しをん
      「エンド・オブ・ライフ」佐々涼子