落語界の重鎮、立川談志師匠が他界されました。
立川談志師匠のご冥福をお祈り申します。
立川談志師匠には、学生時代落語に魅了していた頃、池袋の『池袋演芸場』でお目にかかったことがあります。
数度、その演芸場には足を運びました。
印象に残っている落語家のお一人です。
今でもその時の番組表は保存しています。
No.765
演目は『鉄拐』だったと記憶しています。
談志師匠の落語を聞き入っていました。
私の前に女子の中学生か高校生4人並んで座っています。
談志師匠の前の演者さんの時から、ずうっとおしゃべりが続いています。
おかきもボリボリ遠慮なく頬張ってます。
談志師匠の落語が始まっているにも関わらず、女子学生たちのおしゃべりが止まりません。
学生たちの騒々しさは気になっていました。
せっかくのお話が聞きづらいなぁと不快でした。
演芸場は狭い場所です。
40~50人入れば、満席になるぐらいだったと思います。
枕が終わり、演題が始まっています。
話はかなり進んでいました。
女子学生たちのおしゃべりは相変わらず続いています。
周りのことは感知せず、ますます賑やかになってきました。
とうとう辛抱しきれず、談志師匠は女子学生たちを叱責。
そのおかげで女子学生たちは水をかけたようにおとなしくなりました。
談志師匠の落語は、何事もなかったかのように終わりました。
そんな出来事を思い出しました。
素敵な落語をたくさん聞かせていただいて有難うございました。
高座の映像や音声でまたお会いしたいと思います。
合掌 (-人-)