気になっていた囲碁ガールにまつわる短編小説の冒頭を考えてみました。
題材は全日本女子学生本因坊決定戦。
決勝戦の対局に絞りました。
温めていた内容、なっちとハマーの本因坊決定戦。
当初はなっちとハマーが決勝戦まで勝ち上がる数局も含めて、棋譜や心理などを空想していました。
決勝戦の一局だけを取り上げます。
なっちのしなやかな指は黒石を摘むと、迷わず右上隅小目へ音を立てず静かに置いた。
書き出しの一文が浮かびました。
とりあえず、真っ白な用紙に書いてみたら、一枚書けました。
4手目にハマーが小考する場面まで書いてみました。
何枚ぐらい書けるか分かりません。
文章の練習だと思って、書き進めてみます。
もし納得のいく内容だったら、公開もありです。
満足がいかなかったら、ボツにします。
ボツになった場合、もっともっと本を読んで勉強したいと思います。
この短編を書こうと刺激を受けたのは、ドイツ・フランスの短編小説を読んだからです。
簡潔な文章に感銘しました。
自分も書いてみたい衝動がフツフツと沸いてきました。
冒頭の一文も、何度も推敲を重ねて納得いく文体にまで仕上げたいと思っています。
川端康成の『雪国』のように。
研ぎ澄ました文体にしたいと思っています。