お盆休み前半に赤木沢遡行を予定通り終えて、富山県から高山経由で長野県へ移動。
後半は2泊3日で、友人夫妻と一緒に奥穂高に行くためだ。
私たちは、後半の食糧を仕入れるために高山で一泊して、翌日上高地へ。
上高地では、大好きな小梨平で一泊していつも忙しいお盆休み縦走とは違うまったりした
時間をすごした(こんなにゆっくり出来るのもたまには良いですなぁ)
小梨平キャンプ場はお盆とあって、かなり混雑していたがいつもと変わらず快適であった。
なんでも揃う小梨平で、ご飯を炊き、焼肉パーティ?をして大満足のワタシでした。
8/15上高地~涸沢へ
朝7時前に、上高地バスターミナルでM夫妻と合流。
初めてのお泊り山行に緊張気味のお二人の姿に10年前の自分を思い出す。
快晴のなか、サクサクと歩いて今日は涸沢を目指す。
徳沢まで上高地から1時間半と、いいペースで到着。徳沢もこの日はテントがいっぱい張られていた。
横尾を通過し、本谷橋で昼食。
川の水は冷たく、暑い夏の休憩にはぴったりの場所でしょう!
涸沢には12時50分到着。予定よりも早く到着出来たが、テント場はすでにいっぱい・・・
M夫妻は、涸沢でレンタルテント(4人用で1泊6000円だそう)。シュラフ・マットもレンタルと、
な~んでもレンタルできる涸沢ってすごい。
私たちがテント設営した場所は、石がゴロゴロ多くてあまり快適ではなかったが仕方ないので我慢。
テントの中から見える北アルプスの稜線。
とりあえず、乾杯して午後のひとときをゆっくり過ごす。
この日の夕食は高山で仕入れてきた飛騨牛のすき焼き。モチロン、生卵も一人一個ずつですぞ!
締めはうどんで、ご馳走様~(やはり、フリーズドライより生野菜が断然美味)
8/15涸沢~奥穂高~涸沢岳~涸沢
朝3時半起床。モルゲンロートに輝く穂高連峰。
必要なものだけをザックに入れて、5時に出発。
前穂北尾根もよく見える。ザイテングラードから奥穂高へ登るのは久しぶり。
落石に注意しながら、穂高山荘を目指す。
お盆休み後半のためか意外と静かな穂高山荘のテラス。
小屋のオーナーいわく、海の日の連休の方が多かったとか。
ここで、小休止後いよいよ目的地奥穂高山頂へ向かう。
頑張って登っているM夫妻。バックに槍の穂先が見える。
8時20分、山頂に到着。無事に登頂できたね!と4人で喜びを分かち合う。
山頂からは360度の大パノラマ、いや~晴れて良かった~。
ジャンダルムと金色のカメムシ(らいちょうリーダーが珍しいと、喜んで撮影していた)
一旦、穂高山荘へ下山して昼食を取った後、空身で涸沢岳へ向かう。
徐々に空模様が怪しくなってきた・・・ 山頂はガスって何も見えなかった。
雨が降りそうだったので、早めに下山開始。眼下に見える涸沢まで、まだ遠い・・・
そういえば、今年の夏は、まだ一度も合羽を着ていない。雨に遭遇しない夏山なんて珍しい。
13時30分、涸沢のテント場に戻ると、昨日と違ってかなり空いていたので私たちは
岩の少ないフラットな場所へ引越し。
これで、今夜は快適な睡眠が期待できるぞと思っていたら土砂降りの雨。
まぁ、仕方ないと早速快適な昼寝をする私たち。
夕方4時過ぎまで、雨が止むのを待ってからM夫妻テント前で登頂祝いの準備。
今夜はイタリアン。ボルチーニ茸パスタとミネストローネは、最高に美味しかった~
この日は、ビールと赤ワインフルボトル2本空けてしまった。お祝いだから、いいでしょう。
M夫妻も、初めての奥穂高登頂に大満足してくれたようでうれしかった。
8/16涸沢~上高地
朝4時半起床、6時半出発。またまた、良いお天気だ。今年ほど、天候に恵まれたお盆休みは本当に珍しい。
夏山=雨が定番だったワタシはそれだけでもうれしい。快晴のなか、上高地に向けて下山する。
何度来ても楽しい涸沢、今度はいつ来れるかな?
いつもスケジュールぎっしり山行プランの私たちの今年の夏休みは、ゆっくり山を堪能するプランだった。
たまには、いいかも。