らいちょうのあし日記

山登りが大好きで今日も日本のどこかで歩いています

手作りパンはおいしい!

2010年10月27日 | 日常のこと
一気に秋らしくなりました。紅葉シーズンも近しですね
ちょうど過ごしやすい今の季節は、何かと創作意欲が湧きます
そんなわけで、今日は久しぶりにパンを焼いてみました

パン作りの基本、バターロールですが中身をちょっと工夫・・
つぶあんを作っていたのでそれを中にはさみました
ついでにチーズバージョンも。いい感じに焼きあがりました!


つぶあんを使うくらいなら、フツーにあんぱんを作ってもよかったかも・・
何はともあれ、手作りって楽しい、おいしい!




雪彦山・地蔵岳東稜壁

2010年10月25日 | 山登り
兵庫県姫路市にある雪彦山は関西屈指のロックゲレンデとして有名
今回はそのうちの地蔵岳東稜壁ルートを登ってみることにしました
登山口に前日入りしてテント泊、翌朝7時に出発する
それにしても、最近はお天気にまったく恵まれない・・朝から曇り空で不安いっぱい
しかし、今日は何としても登頂したい!と気持ちを強く持ち、歩き始めた



そそり立つ岩峰群。見ていると、登攀意欲が湧いてきます


取り付きに無事到着。先行1パーティは5名で、スラブ壁を登攀中。待ちながら準備をする
それにしてもいつも思うのだが、バリエーションルートは取り付きまでが難しい・・
ちょっと間違えたら、結構危なっかしい所に行ってしまったこともある


1P目はワタシがトップで開始
当初、ボルトが15m上までないとの情報でとても心配していました
でも実際は5m間隔で支点はしっかりしたものがあり、安心!
今日はつるべ式で登るので2P目はセカンドで行き、苦手なスラブ壁を登り切る


東稜壁を登る私たちのお隣では、正面壁を登攀するパーティが見えます
あちらのルートはまた今度・・


4P目のチムニー(Ⅳ)をクリアしてからコンテで移動。
そして、5P目の馬の背は階段状。リッジ沿いに登って行くと立派な遭難碑がある
しかしこの時スズメバチがブンブンとワタシの周りを飛んでいたので見る余裕はなかった


最終6P目はルートがいくつか分かれる
先行は右のフェースを登っていたが結構難しそう・・どうする?行く?やめる?
「ワタシ、行ってみるわ!」 「いやいや、止めとけ、また次回」
と、まぁ迷った末に安全な直登ルートで地蔵岳山頂へ無事に到着
ヤッター、登れたよ。
小雨が降ったり止んだりしていたが、だんだんと本降りになり急いで下山する


登攀の楽しかった余韻に浸りながら地蔵岳を振り返る

次はどのルートを挑戦しようかな
























黒部峡谷・欅平から祖母谷温泉へ

2010年10月20日 | 山登り
10月連休は悪天候の為、止む無く剱岳登頂を断念したが休みはあと一日残っていた
このまま帰ると何しに富山まで来たのか分からない。どうしよう・・・

そこで、黒部峡谷のトロッコ列車に乗って欅平まで行くことにした
地図を見るとそこから歩いて50分のところに祖母谷温泉がある
山奥の秘湯らしいし、テント場もある
早速、雨降りの中祖母谷温泉を目指すことにしたのでした

上市駅から宇奈月温泉まで電車に揺られること1時間。本当によく揺れる電車だった
宇奈月からは、いよいよトロッコ列車に乗換えて欅平まで1時間20分の道のりだ
晴れていたら最高に気持ちよいはずのトロッコ列車オープン席は雨の日は寒いだけ・・
しかも思いの他、この電車は狭い!JRの幅の半分で満席だから大変、大変。


宇奈月温泉駅のホーム
トロッコ列車は雨でも大人気で、観光客で大賑わいだった



欅平駅到着。まだ雨は止まない。合羽を着てトボトボと祖母谷温泉へ向かう



翌朝になって、ようやく雨が上がる
昨日ここに着いた時は雨降りの夕方で辺りがよく見えなかったため感じなかったが
祖母谷温泉は本当に山奥深い秘湯だ
露天風呂も立派なもので、一度湯に浸かると体がポカポカに温まった



源泉が近くに湧き出していた
剱岳が登れなかった代わりに、めったに来ないであろう祖母谷温泉でゆっくり出来たので
まぁ、良かったのだろう



欅平駅始発のトロッコ列車で帰路につく
久しぶりに太陽の光を浴びて、今までのジメジメした気分は一気に吹き飛んだ(単純・・)
もちろん晴れた日のトロッコ列車はサイコーに楽しかったのでした























岩と雪の殿堂・剱岳初挑戦

2010年10月13日 | 山登り
10月の連休は、以前から気になっていた剱岳へいくことに決めていた
ルートは北方稜線で計画をたて、着々と準備を進めていた
だが直前になって、どうも連休の天気が悪いと分かり悩んだ末に北方稜線を断念。
このルートはガスっていると、迷う危険度が大きいからだった
しかし剱岳には、なんとしても登ってみたい・・ならば・・
考えた末、早月尾根から入り頂上を目指し、雲切新道を経て最終欅平までの4日間コースにした

出発初日は晴れ。大阪から特急で富山駅へ。
地鉄に乗り換えて上市駅まで行き本当はタクシーで馬場島まで移動の予定だった。
それがナント!
去年、北鎌尾根で知合いになった上市在住のH氏が車でわざわざ送って下さった!
来春は一緒に剱岳を目指しましょうと、約束して馬場島でわかれる。
お忙しい中、ありがとうございました。



早月尾根登山口へ向かう私たち
初めて見た馬場島は、キャンプするだけでも訪れたくなるような場所だった



松尾奥ノ平を過ぎると立山杉の巨木が現れた
その大きさは圧巻で、何か神秘的なものを感じさせてくれる



歩き始めて4時間、標高2200mの早月小屋に到着
お天気は早くも下り坂で、辺りはガスっていた



そしてまさかの結果だった・・
2日目は、雨風強く終日テント内で停滞
3日目こそと思っていたが、一向に雨は止まない
空身で山頂だけをピストンしたとしても、この天気では視界ゼロ
そこまでして登るべきかどうか・・・結局、下山を決めたのでした



途中、一瞬雲の切れ間から青空がのぞいた
「来春こそ登ってやるんだ!」と思いながら下山した

登頂には至らなかったが、悪天候時の停滞や下山の判断も山登りでは大事なこと
これからもいろんな過程を学んでいかないといけないなぁと実感させられました




























 

いよいよ本番に向けて~キャッスルウォール編~

2010年10月04日 | 山登り
10月連休前の休日は、気合を入れて練習に励みました
前回の西山谷で久々にロープを使ったとは言え、あんなにモタモタしていたら
本番では間に合わないぞ!という危機感から気合はいつもの倍以上。
10月なのにまだ暑い土曜日、ロックガーデン目指し出発しました



無心に何かをずっと食べ続けているイノシシたち
ここ最近六甲山で登山者がイノシシに相次いで襲われているニュースを見ていたので
自分も襲われないか心配だったが、まったく大丈夫だった



キャッスルウォールは、約30m高さの壁
最初は使い慣れた10mmロープを使ってリードで練習。
いつもならセカンドのワタシは気合が入っている為か躊躇わずトップでグングンいった
何度か繰り返し、本番に使う8mmロープに換えザックを担いで登攀
頂上直下の中央カンテも今回はスムーズにいった
気合が入るだけでこうも変わるものかと我ながら感心・・・

自信もついたし、あとは来週末晴れることを願うばかり!