らいちょうのあし日記

山登りが大好きで今日も日本のどこかで歩いています

パン作りに夢中の日々

2012年07月27日 | 日常のこと

自家製酵母は、生きているので発酵力の強いうちにパン作りに使いたい。
元種をたくさんおこしたので、これをすべて使い切ろう!と休日はずっとパン作り。
これだけ作っても、楽しいので疲れ知らず。


バターロールにソーセージを巻いたものと、カンパーニュ。
カンパーニュは、これで今までに20個近く焼いたと思う・・・
もう、そろそろ完璧なモノにしたいのだが。


習ったばかりの豆乳入り食パン。小さい方には、クルミとイチジクを生地に混ぜ込んだ。
2日間でパンばかり焼いていたので、毎日三食がパンになる。


パンを発酵中の合間に、ベランダに梅を並べて3日3晩天日干し。
今年も15キロの梅が我が家の一年分の梅干しになる。


パンをいっぱい焼いて元種を使いきり、梅は無事に3日間干した後、壺に漬けた。
これでスッキリ!

らいちょうチームは、しばらく遠征に出かけます。
帰国後、楽しい山行報告が出来る様に安全第一で頑張ってきます。



 


暑い夏は走ってGO!~六甲山トレラン~

2012年07月24日 | 六甲山

梅雨明けと同時に一気に暑くなった。
こうなると、もう六甲山くらいの低山ではフツーに歩いて登っていたのでは暑すぎる。
だからと言って、ぐうたらしているワケにはいかない。
やはりこうなると、軽装で山を一気に駆け登り、駆け降りるトレランが最適だろう。
次週の山行への体力アップも兼ねて、走ってきた。


日曜日、朝8時前に家を出発。
前回と同じく、油コブシから入り六甲山頂経由有馬温泉までのコースだ。
この日、同じくトレランをしている人とたくさんすれ違う。みんな楽しそうに走っている。
六甲山では、まだアジサイが色鮮やかに美しく咲いていた。


トレランの時はパンが軽くて良い。
この日は、前日に焼いたクルミとチーズのパンを持参。
そして、スモモが甘くて美味しかった!
家を出発してから約3時間で有馬温泉に到着する。
暑い夏でも、有馬温泉は観光客で大賑わいである。さすが、日本三大古泉のひとつと言われるだけある。

帰宅後、晩御飯にはスタミナを付けるためにウナギを食べた。
これで、次の山行はバッチリだろう。


 

 


 


自家製酵母で豆乳食パン

2012年07月21日 | 日常のこと

梅雨明けして暑い夏がやってきた。
山と仕事に行かない日は、必ずパンを作って焼くことが当たり前のようになっている。
もちろん、これがもう楽しくって仕方ない。
そして、もっと上手に作れるようになるために今日もせっせとパンを焼く。


この日は、月に一度のレッスン日。レーズン酵母で豆乳入りの食パンを作る。
手前の山食は、同じレッスンに来られていた生徒さんのモノ。
奥の角食が、ワタシが焼いたモノ。型が違うと別物のようだ。

作る人は楽しい、そして食べる人は美味しい、これも手作りならでは・・・
手作りの美味しいパンを食べると、身体だけでなく心も元気になれる。

 

 


奥又白から前穂高北尾根5・6のコル

2012年07月17日 | バリエーション

7月3連休は、奥又白池から前穂高北尾根登攀縦走という計画をK氏から頂いた。
想像しただけでも心躍る素晴しい夏山山行だ。
前穂高北尾根は、2年前の5月に登っていたが今回の奥又白経由は初めてである。
初めて行く未知の場所は、いつも楽しみいっぱいだ。

この山行は、初日に上高地から奥又白池までは約1,000mの標高差を登らなくてはいけない。
また、翌日は生活道具一式を担いでの北尾根登攀であるから体力勝負である。
そして当日、天気予報では曇りのち雨と梅雨明けはしていない様子。
それでも、もしかしたら・・・と一縷の希望を持って出発する。


7/14 上高地を12時前に出発。
梅雨明け前のためか、観光客・登山客ともに少ないようだ。
徳沢を過ぎて、新村橋を渡る。


パノラマコースから中畠新道分岐までは、ゴゼンタチバナの群生が多く見られる。
高山植物が豊富に見られるのも夏山の楽しみのひとつだ。


雪渓が出てきて、しばらく登っていくと左手に松高ルンゼが見えてくる。
正面が、中畠新道取付きである。
さぁ、ここからが本日の核心部。奥又白まで急登2時間コースである。


途中で降り出した小雨が本降りになり、合羽を着用。
暑いのに合羽を着ているので、もう体はサウナ状態。
そして急登はずっと続く。
振り返ると、ガスの中に薄っすらと梓川が見下ろせる。
随分、登ってきたようだ。そろそろ、奥又白じゃないかと話していたら・・・


16時50分、奥又白池に到着。想像していたよりも大きな池だ。
今日は、ここにビバークして明日の前穂高北尾根登攀に備える。
私たちよりも2時間早く到着していたK氏と、同じ山岳会の方2名とここで合流する。


雨が一旦上ったので、明日の北尾根5・6のコルへのルートを遠景で見ておくことにする。
ガスが懸かって尾根がスッキリ見えないがコルは確認できた。
コルへは雪渓をいくつかトラバースしてルンゼを登り詰めていくか、もしくは途中で尾根通しに行くかだろう。
しかし、明日の天気が心配である。なんとか、雨だけでも上って欲しいものだ・・・


再び雨がポツポツ降ってきた。
この日は、各々のテント内で宴会する。
今回は、荷物軽量化のためいつものようなご馳走ではない。
アルファー米にあぶら麩丼(卵2個と玉葱入り)と切干大根サラダである。
ウイスキーで程好く酔って、19時就寝。
しかし、夜中に激しい雨音で目が覚めてしまう。


7/15 翌朝は、ザザ降りの雨。しばらく待機するも、この日は停滞決定。
雨降りの中、1日中テント内に閉じ込められて気持ちが重くなるワタシ。
退屈しのぎにラジオで音楽を聞いていたがじきに飽きた。
今度は過去に100名山をどれだけ登ったかを順番に思い出して書いてみたりして時間を過ごす。
15時過ぎ、やっと雨が止んだ。
水汲みのついでに散歩に行くと、高山植物満開でこの日の暗い気分が吹き飛んだ。


7/16 3時起床。ガスってはいるが雨は止んでいる。登攀準備を整えて、5時15分出発する。
この日は、ともかく行けるかどうか分からないが5・6のコルまで登ることにする。


足元に気を付けながら雪渓をトラバースする。
12本爪アイゼンがよく効いて歩きやすい。


いくつかのトラバース後、5・6のコルへのルンゼへ出た。
この辺りはかなり不明瞭で、ルートファインディングが重要である。
行く先をよく確認しながら慎重に進む。
また、昨年の一部崩落で落石にもかなり注意しなければいけない。


雪渓から今度は岩場の登攀になりアイゼンを外す。
所々足元が、急斜面で滑りやすいためピックを差しながら登る。
ガスで視界が効かないため自分が今どの辺りにいるのかよく分からない。
それでも、時間的にそろそろコルかと思う頃傾斜が少し緩くなった。


7時25分、5・6のコルに到着。
相変わらず雲が厚く、今にも降り出しそうな空模様。
この日の前穂高北尾根登攀は諦めてここから涸沢に下りることにする。
5峰を目の前にして登れないなんて、モッタイナイ・・・
でも、こんな天気だから諦めもつくものだ。北尾根は、また次回のお楽しみとなる。


涸沢までは、次回の山行に備えてコンテで下りる練習をする。
コルから1時間で涸沢に無事に下ることが出来た。
今年は、残雪が非常に多く7月半ばでこのくらいの雪があった。
この後、涸沢からは一般登山道で上高地まで行き帰路についた。

前穂高北尾根登攀は中止になったが、奥白又からコルへのルートファインディング、
コンテや滑落停止などの雪上訓練も出来て有意義な山行となった。

もう一度、チャレンジして次こそは登ってみせるぞ!

 


 


キャッスルウォールから荒地山~本番直前トレ~

2012年07月09日 | 六甲山

夏山本番三連休まであと1週間、ということでロープワークを兼ねてキャッスルウォールへ。
日中暑くなるだろうから、早起きして行こうと言いながらも自宅を出たのは9時過ぎ・・・
阪急芦屋川駅に降り立つと、登山者でいっぱい。
こんなに人の多いのは初めてだ。本当に、山ブームなんだな、と実感。
まぁ、山登りが楽しいと思う人が増えたというのはうれしいことだ、と感じつつ登山口へ向かう。


阪急芦屋川駅前広場は、大勢でどこか遠足に行くような賑やかさだった。


高座の滝からロックガーデンへの登山道は、長蛇の列。
関東の高尾山だったら、いつもこれくらい混んでいるんだろうか・・・


キャッスルウォールに到着後、早速練習に取り掛かる。
1本目は、リードクライミングで空身で登攀。
2本目はトップロープで本番同様にザックを担いで登った。
久しぶりの岩登りを、快調にこなす事が出来てうれしいワタシ。


約30mの直登ルートを楽しく登り終える。
よし、これで本番に向けていい練習が出来たな、と充実感いっぱい。


ロープ回収中のリーダーも、満足いく登攀練習が出来たと笑顔だ。


フライパンで持参したパンを焼いて、チーズをのせて昼食にする。


キャッスルウォールでのロープワークを終えて、荒地山まで登る。
午前中の雲はどこへやら、一面の青空である。
岩のてっぺんに登ると、風が気持ちよかった。

今度の夏山でもお天気でありますように!