らいちょうのあし日記

山登りが大好きで今日も日本のどこかで歩いています

六甲屈指の谷!西山谷遡行

2011年06月30日 | 沢登り

梅雨明けしてないので毎日湿度が高く、気温が30度以上あるからもう堪りません。
こんなときこそ、沢登りでしょう。涼しいし、楽しいし~。
今年こそは本格的に沢デビューするぞ!
そんなワケで、自宅からすぐ近くにある西山谷へ沢登りへ行くことに。
西山谷は昨年一度挑戦したことがあったが、最後に道を間違えてしまい不本意のまま終わっていた。
今年は2度目なので、今度こそ登り遂げるぞ!と、気合いを入れて出発する。
それにしても、暑い~・・・


西山谷の入口には、ちゃんと標識がある。
少し歩けば、すぐに小滝が出てきて、空気もヒンヤリ。
始めのうちはまだまだ簡単なのだが・・・


勢いよく水が流れている滝が出てくる。これは「ふるさとの滝」15m。
さぁ、どこから登るかよ~く確かめる。この日はヘルメットを持参していなかったが、
本当は被ったほうがよいと思う。ちなみに、ロープは必携です(2箇所で使用)


岩肌にしがみつく様に登るワタシ。
滑らないかとヒヤヒヤ・・・きちんと三点支持で確実に登ります。


西山大滝は20mあり、なかなか迫力ある。
登るのは、見た目は難しそうだが実は意外とそうでもない。
左側から巻いて、落石に注意しながら登っていくと滝上部に出る。
大変なのはこのあとに出てくる第4堰堤を下るところだ。
ナント、セメント3mの垂直壁を降りなきゃいけない。
昨年はここで30分もかかったが今年は、降りやすいように丸太棒が立てかけてあったので、
案外スムーズに降りれた。が、丸太はよく動くので過信禁物!


石組張りの第7堰堤。ここで昨年間違って支谷に入り込んでしまった。
ワタシが指している方向(右側)が本谷へ進む正しい道です。
ここ、西山谷ははっきりした登山道があるわけではないので、
ルートファインディングの正確さも結構必要です。


ソーメン滝が一番難しかったと思う。
最後のところで、リーダーに引っ張り上げてもらったワタシ・・・


愛情の滝が最後の滝。これを過ぎて急登をつめていけば細い登山道に続き、
最後はドライブウェイにヒョッコリ出る。この日の所要時間は3時間だった。
歩いて15分程で六甲ケーブルに着き、雨が降ってきたのでケーブルを使って下山した。

最後までいろんな滝が出てきて、見所豊富、登り甲斐充分アリの西山谷遡行は今年の暑い夏に
ちょっと難しい六甲山を試したい方にお勧めです。

 






 

 

 

 


梅雨真っ只中の週末

2011年06月20日 | 日常のこと

先週は、らいちょうリーダーの新しい登山靴を履き慣らすためにとりあえず山に行ったが
もうしばらくは梅雨明けするまで、山はお休みして代わりにマラソンをするにした。
やはり、山は晴れていないと行く気が起こらない・・・かと言って、この時期、晴れたら、
もう六甲山のような低山では熱中症になりそうなくらい暑くなるはず。やはり、北アが恋しいワタシ。

さて、梅雨でもトレーニングは欠かせません!で、いつもやってるマラソンですが・・・
マラソンは今までも一年通して続けているが、いまだに10キロ以上走ったことがなかった。
そろそろ距離を延ばしていかないとダメだぞ、とリーダーに指摘されてしまい、今週はついに
自宅から神戸駅までの12キロコースを設定されてしまう。
「う~ん、せめて三宮までにして欲しい・・・」というワタシの訴えは聞いてもらえずスタートした。
だが、意外にも楽勝。調子に乗って、「長田まで延長しよっか」と提案したがそれは次回の目標とされた。
走り始めると、最初は少々ツライがそのうちに気分がハイになってくるからマラソンは不思議だ。
この調子で、最終目標は自宅から須磨まで行って、折り返して自宅へ戻ること、約40キロである。


三ノ宮界隈を軽快?に走るワタシ。
今さらながら、第一回神戸マラソン応募すればよかった・・と後悔。


そして翌日、日曜日は天王寺へ観劇へ。その後、新世界をウロウロ。
いつ来ても、ここ新世界は変わらない雰囲気だ


囲碁・将棋に熱中している方たち。座席料は1時間300円で、一日座り放題1000円とあった。
なんだか、ここ新世界界隈は昭和の良き時代がまだそのまま残っているように見えました。


初めて昇った通天閣は、大人気の30分待ちだった。
この通天閣、来年で100周年だそう。そんなに昔からあったとは知らなかったのでビックリ。
ちなみに展望台もいいが、ジオラマ展示と100年前の新世界が映像で見れる3階がお勧め。
日本をもっと良くしていこう、という当時の人たちの意気込みが伝わって感動しましたよ。

毎日雨降りでも、明るくいくぞ!

 

 





トゥエンティクロスから神戸市立森林植物園へ

2011年06月14日 | 六甲山

やっと山登り再開しましたよ。
梅雨入りした為と、らいちょうリーダーの登山靴を修理に出していたのでしばらくお休みしていたのですが
靴が戻ってきたので早速、履き慣らしに歩こう!となりました。
土曜日に自宅から三ノ宮までマラソンしたので日曜日は、あまりハードな山登りはちょっと・・・
しかも日曜日は天気予報では午後から雨が降るとか。
ならば、紫陽花を見に森林植物園をゴールにすれば、雨が降っても三ノ宮までバスで戻れるよね~
と、まぁまだ梅雨時期なのでこの季節らしい山歩きを楽しんできました。


新神戸駅の裏側から登山道へ入る。しばらく歩けば、布引の滝が現れる。
この日は、いつもはおとなしく流れ落ちる布引の滝も雨続きのせいか水量は
いつもの倍近くあったように思う。
近くに寄ると空気がヒンヤリして、天然クーラーが心地よかった。


貯水池周辺の木々は青々と茂っていた。
池に反射して映った景色が美しいです


クワガタのメスを発見!
すごい速さで元気よく動き回っていました。


街では結構、咲いていた紫陽花も六甲山ではまだ咲き始めといった感じ。


今が見頃のウツギの花。
こちらの花はかなり、たくさん咲いていましたよ。


トゥエンティクロスは何度か簡単な渡渉があるコースなのですが、まさかここで
靴を脱ぐはめになるとは思いもしなかった!
流れが無い所なので渡っても大丈夫だろうということでズボンを捲り上げて、渡渉。
水の深さは膝上までありました。普段なら、ピョンピョン飛び石や橋の上を簡単に
渡り歩けちゃうのに・・長雨の後はこうも変わるものです。
最初は怖がっていたワタシも、すぐに慣れて結構楽しんでしまいました~


名前は・・・?美しい色の羽を持つトンボ


森林植物園に着いて、すぐにお目見え出来るのがこのカルミア。
つぼみが金平糖みたいで、とっても可愛らしいです。


こちらも入り口からすぐの所にあるカモシカ園。
2匹いますが、アキコⅡという方は昭和58年生まれの長寿日本一だそう。
写真に写っているマヤも、平成3年生まれだから中々の長生き。
カモシカって、長生きする生き物みたいですね。


お昼ごはんを食べ始めたら、パラパラ雨が降ってきました。
でも、ちゃんと作ってたべましたよ。
今日は、塩麹漬けの鶏肉とキノコ炒めがメイン。最近、麹を料理によく使っています。

紫陽花を見に森林植物園に行ったものの、まだ一週間ほど時期が早くてあまり見れず。
でも、思わぬ渡渉や満開のウツギやカルミアで十分楽しめましたよ。
有数の紫陽花が咲く神戸森林植物園、また機会があれば行って見ようと思います。

 



 

 

 

 

 

 







瀬戸内しまなみ海道自転車横断~今治から尾道まで~

2011年06月06日 | 日常のこと

今年も走ってきましたよ、しまなみ海道!
昨年5月に一度、自転車で尾道~今治間を横断していたので今回は前と逆コースで行きました。
久々に晴れた6/3金曜日、レンタカーを借りて瀬戸大橋経由で愛媛県・今治へ。
途中、サンライズ糸山でクロスロード用自転車2台を2日間レンタルする。
平日なので自転車の在庫はあったが、週末だと早めに予約しておかないと、在庫がなくなるらしい。
また、もっと本格的なロード用自転車もあったが、こちらは乗捨てが不可なので今回は利用出来なかった。

さて、今治市に到着後、2時間ばかり市内を走ってみた。乗り心地はまずまず。
また、今治は焼き鳥の町として有名だそうだが、たしかに美味しそうなお店が何軒かあった。
しかし私たちは夕食付きの宿泊を予約していたので、今回は諦める。
ちなみに私たちが泊まったホテル菊水は今治港のすぐそばにあって、素泊まり一人3500円と格安な上、
1500円プラスで美味しい魚のコース料理の夕食が付いてきました。
明日の準備をして、早々就寝・・・


6/4土曜日、4時半起床。5時半、いよいよ尾道に向けて72キロの横断開始。
朝が早いので、まだ町は静かです。
まず最初に渡るのは、来島海峡大橋(全長4K)。今回のコースの中でもっとも高低差があり、
しんどいところだが、まだ最初なので元気いっぱいに走っていきます。


橋を渡る手前からは、迫力満点の今治造船所が眺められます。
船って、こんなふうに造るのか~ 


やっほ~い。来島海峡の絶景が楽しめます


橋を降りたところに道の駅があったので、ここで朝食です。
昨日今治市内で購入した、りりおのパンです。神戸のパンも美味しいけれど、
ここのパン屋さんもとってもイケてます。すべて、手作りで本当にお勧めです!


8時過ぎ、大三島橋通過。
青空が気持ちよいです


道の駅で小休止。ここからは多々羅大橋が一望。
そして今回使用した自転車が、これです。


記念スタンプも忘れずに押します。6つの橋毎に、設置されていて
全部押すと、良い記念品になるはず。カードは、橋の通行券を1冊購入時に
ついてきました。


多々羅大橋の主塔で手をたたいて鳴き龍を共鳴させて、喜ぶワタシ。
通行していく人は、みんなやってました。


さぁ、今度は生口島に上陸。ワタシはここの島が一番お気に入り。
何故って、な~んかこう、雰囲気がね。南国に来たような気分になるんですなぁ。


生口橋辺りから、マラソンランナーとすれ違う。実は、この日は
しまなみ海道100キロ!!マラソン大会が行われていた。
すごい大会があるものです・・・走りきれる人がスゴイ。


あれよあれよと言う間に、ついに6つ目最後の橋は因島大橋。
この橋は唯一、自動車道の階下を走ります。
あぁ、これを渡ればゴールはもうすぐ。


向島に上陸。もう、本州は目前、ラストスパート!
暑くて疲労度もピークに達していたが、あと少しで完走なんだと、踏ん張るワタシ。


12時45分、船乗り場に到着。自転車はここまでで、あとは船で尾道へ移動する。
あぁ、やっと着いた~。出発から約7時間かかって来れました。


渡船が来たので、これに自転車と一緒に乗船。
ほんの5分ほどの船旅でも普段乗らないので、充分に楽しめました。


船上から眺める尾道の街並。一日、晴れて良かったな。

今回2度目となったしまなみ海道自転車横断は、今年もまた無事に完走でした。
今治スタートで尾道ゴールの方が、後半の道が平坦なので体力的には走りやすかったと
思いました。
そして、来年はこのコースを往復してみせるぞ!とまた新たな目標を心に決めたのでした。

この後、高速バスにて今治駅へ戻り、車に乗って明石海峡大橋経由で神戸に帰りました。
2日間でいろんな橋を渡ったけれど、やっぱり車で通過するだけよりも自分の足で渡った橋の方が
思い出深いものになりました。