らいちょうのあし日記

山登りが大好きで今日も日本のどこかで歩いています

完走をめざして!

2012年02月27日 | 日常のこと

山登りと並行して、ランニングも頑張っているワタシ。
来週の日曜日、いよいよ篠山マラソン本番である。
人生初のフルマラソン、何とか完走したいものである。
篠山マラソンの走りきるためのポイントというものがいくつか載っていた。
その中で、本番直前は炭水化物を多く摂取することとあり今週はご飯・麺を頑張って
食べた方がよさそうだ。
また、本番では身体を冷やさないようにお腹に馬油を塗るとよいとも・・・
これも試そうと早速、馬油を購入してみた。なんでも試してみないと分からない。


須磨浦海岸まで走ったある日の光景。自宅からは20キロの距離だ。
明石海峡大橋が薄っすらと見える。


これだけ晴れると気持ちよい、というか最高に楽しい。
海と空が同じくらい青かった。

何はともあれ、山登りと同じようにマラソンも楽しく走っていこう!

 


 


アイスクライミング!裏六甲氷爆

2012年02月21日 | 六甲山

先週の石鎚山に引き続き、今週も雪山を満喫したい。
土曜日、神戸市内でも終日雪がちらつき、かなり冷え込んだ。
これならきっと、裏六甲の滝は凍り付いているに違いない。
もしかするとアイスクライミングが出来るかもしれない・・・!?
晴れの日曜日、登攀用具一式ザックに詰め込み、自宅を出発した。


五助堰堤から本庄橋、そして六甲山頂へ。
空は青く晴れ渡り、ちっとも寒くない。道に雪なんて何にも残っていない。
これでは、裏六甲の滝の氷結はダメかも・・・
それでも折角来たので、山頂から滝へ下る登山道に入る。
12本爪アイゼンを付けピッケルとロープを出して、いつでも登攀出来る準備はした。


しばらく進んでいくと、少しばかりではあったが氷結している箇所を発見。
いろんな形で氷結していて、面白い。


規模は小さいながらも、凍っていたので早速練習。
氷にアイスバイルを上手く突き刺せないワタシ。
何度も振りかざして氷に突き刺し、氷の欠片が散って顔に当たり冷たかった。


プチ・アイスクライミングでも充分楽しめた後、再び下山開始。
白竜滝は、氷爆どころかゴーゴーと流れていた。


実を少しずつ膨らませながら春を待ち遠しく感じさせる、この木はコブシだろうか。

春が来る前に、もう少し雪山を楽しみたい。春よ、もう少し待っていてね。



 

 


西日本最高峰・石鎚山

2012年02月13日 | 縦走

2月に入り、やっと連休がとれた。久しぶりの冬山はどこにしようか。
アクセスも良く、この時期ならではの雪山を楽しめる山は・・・と当日の朝まで悩む。
このところ、全国的な降雪続きの中先週の気温上昇による雪崩の危険を考慮して、
愛媛県の石鎚山が一番最適だと意見一致、急いで出発した。
神戸からはとてもアクセスが良い。
新神戸駅から新幹線に乗車、35分で岡山到着後、下車。
乗換えて、特急しおかぜで愛媛県・伊予西条駅まで90分。
駅からは、登山口までバスに揺られること50分。
そして石鎚ロープウェイで一気に標高1280mの山頂成就駅まで上る。
自宅から5時間で、白銀の世界へ行くことが出来たのだからスゴイ。
平日の夕方とあって、これから山に入ろうなんて人は私たちぐらいだ。静かでよろしい。
早速、ザックを担いで歩き始める。


厳冬期らしく、静まり返っている成就の旅館。夏とかだったら、すごい人なんだろうと思う。
山頂駅から成就までの参道は雪が踏み固められて歩きやすかった。


山門を越えると樹林帯に入り、ようやく雪山気分になった。
あいにくの曇り空だが、風がなくそれほど寒さは感じない。
八丁坂まで一旦下り、ここから前社ヶ森まで約300mの急登があったが、
12本爪アイゼンが気持ちよく効いて歩きやすかった。
17時、この日の行動を終えて風当りの少なそうな場所を探してビバーク。
雪かきに結構時間が掛かり、かなり身体が冷えてしまった。
冬山で17時まで行動するのはよくないと反省。ホットウイスキーとうどん鍋で
身体を休めて、20時就寝する。


翌朝5時起床して、あれこれ準備してテント撤収してたら7時出発予定のはずが45分も遅れた。
太陽が昇ってきて辺りを赤く染め、青空が広がり始めた。今日は快晴だ!
気温氷点下14℃、寒さに負けずに頑張るぞ!と気合いを入れる。


朝一番は、新雪に苦しむ・・・トレースがなくなっているので、ズボ足で進むため体力が結構要る。
でも、踏跡のない雪道を行くのは登り甲斐もある。


夜明峠から歩いてきた道を振り返る。この日は、瀬戸内海までよく見渡せた。


思っていたよりも時間が掛かったが、順調に高度を上げていき樹林帯を抜ける。


この時期、鉄梯子はほとんどが雪で覆われて埋没していたので、そこは通らずに雪壁を直登した。
何とか通れる梯子や鉄板も、雪深く凍結していたので慎重に通過。
ちなみにこの部分の下りは懸垂下降しました。


10時半、ようやく弥山頂上に着いた。ヤッター!一番乗りだ。
素晴しい好天で、気分は最高。せっかくなので、前方に見える石鎚山最高峰の天狗岳も登る。


大展望に感動するワタシ。晴れた雪山ほど感動させられるものはない。
景色を存分に堪能して、来た道を下山した。

あまりにも晴れていたため、下山後は雪目になってしまった。
必ずサングラスを付けようと、また反省・・・
さぁ、なんか調子に乗ってきたぞ。次回の雪山は、さらにパワーアップだ。