日曜日、久しぶりに六甲全山縦走路のスタート地点である須磨浦公園から歩くことにした。
全山縦走路全てを歩くと須磨浦から宝塚まで56kmだ。
この日は、とりあえず前半を歩こうと決めて行くことにする。
前半のコースは、アップダウンの繰り返しで途中、市街地歩きも結構ある。
そのためいつもよりは、少し荷を軽くして行こうかと考えた。
しかし、いざ軽いザックを背負うと何か頼りない感じ。では、あれもこれも・・・
と、足していって結局いつも通り重いザックを担いでいく。
荷物の軽量化ということが私たちにはどうも出来ないらしい。
(よほど鍛えるのが好きなのか・・・)

朝7時40分、須磨浦公園を出発。
ここから歩くのは2005年の全山縦走大会以来だ。
久しぶりすぎて、どんな道だったかほとんど覚えていないワタシ。
リーダーはかなり詳細に覚えていたからスゴイ。

鉢伏山へ向かう途中、振り返ると海が見渡せる。
右手に薄っすらと明石海峡大橋が掛かっているのが見える。
晴れていればもっと奇麗に見えただろう。

鉢伏山、旗振山、鉄拐山を順に越えていくと、次はかなり下る。
町の中を歩き、また山中に戻って登り返す。
これが、全山縦走路前半の特徴なのだが町の舗装道路を歩くのが結構疲れる。

栂尾山へ向かう上の見えない階段。この階段、ホントに長い!
「これも筋トレ、筋トレ~」と言いながら登る。

横尾山を越えると次は、須磨アルプス馬の背である。
宝塚にある蓬莱峡と雰囲気がよく似ている。

道はかなり風化していて、ザレていので、滑らないように注意して歩く。

高取山を越えた辺りで、重たい荷での階段の下りが足先や膝にこたえてきた。
目標の掬星台まで歩くのはやめて下山することにした。
降りたところにあった月見茶屋は、歴史を感じる建物だった。
スタートからここまでの距離は15km。全山縦走56km前半の28kmまで届かなかった。
また次回、もう一度歩いてみようということになる。
この日は、暑かったのでレモンのハチミツ漬けを持参して食べたのが最高に美味しかった!