らいちょうのあし日記

山登りが大好きで今日も日本のどこかで歩いています

天然酵母でクルクル渦巻きパン

2012年09月28日 | 日常のこと

金曜日は月に一度の楽しいパン教室のレッスンに行ってきました。
この日のパンは、生地にチョコシートを練りこんでクルクルと巻いていくというもの。
今までよりも少し成型に手間の掛かる初心者にはちょっと難しい工程のパンだ。
なかなか思うようにキレイなチョコの層が出来ず苦労するも、まぁ何とか完成。
このくらいのレベルを完璧にこなせないようでは、クロワッサンを作る日はまだまだ遠い。


テーブル左が、チョコシートを混ぜ込んだ渦巻きパン(手前がNさん、奥がワタシ)
右は抹茶を混ぜ込んで作られたMさんのパン。全員キレイに焼きあがった。


先生が作って下さったカボチャとさつま芋の塩麹和えサラダと一緒に戴きました。
この後、小豆の入った手作り甘酒も試飲させてもらってその美味しさにみんな感動!
甘酒も手作りだと、こんなに自然な甘さになるのか・・・手作りって素晴しい。

チョコシートを練りこむ渦巻きパンは慣れるまで練習が必要だ。上手くなれるよう頑張るぞ。
このパン、結構腹持ちが良いので今度の山ごはん用に持っていこう。

 


摩耶山までノンストップで駆け抜けろ!

2012年09月25日 | 六甲山

日曜日はお馴染みの六甲山へトレランを楽しんできた。
この日は明け方まで雨が降り続いたので、昼過ぎに自宅を出発。
今回の目標は、とにかく走り続けること!早く走る、ではありません。
同じペースを保ちながら一定のリズムで走ることで、身体を慣らすことが目的。
登り坂だとすぐに、「しんどい、ツライ」と歩きだし下り坂は急にスピードアップするワタシ。
だから、いつまでたっても長い距離を走れない・・・
いつか六甲山全山縦走をトレランで走り抜ける日を目指して頑張ろう!


木漏れ日が気持ちよい。
この日、まだ使用2回目のトレランシューズを履いて走れ走れ~と登りは小股で進む。


あちらこちらで彼岸花が咲いていた。
暑さ寒さも彼岸まで、と言うとおり最近はめっきり涼しくなった。
走っていてもそれほど身体が熱くならないので身体の負担も少ない。


六甲山牧場横を通過中、毛を刈られた羊たち。
スイスでみたチリチリ毛の顔の黒い羊たちもいいが、やはり日本の羊の方が可愛いと思う。
寄り道したかったが、摩耶山まで走り続けると決めていたので我慢・・・


摩耶山まで走り、さらに青谷道を下って下界に戻る。約3時間の行程だった。
よし、この走り方だとなかなか長時間走れるぞと、かなり満足しているワタシ。

このあと、阪急王子公園から六甲駅まで水道筋商店街をブラブラ歩く。
自宅に着いたときは、すっかり陽が暮れていた。

 


北アルプス・笠ヶ岳

2012年09月19日 | 縦走

9月の三連休は笠ヶ岳へ縦走に行ってきた。
当初は沢登り&縦走の予定だったが、台風の影響で西日本の天候が不安定と分かる。
う~む、せっかくの連休どうしたものかといろいろ思案。
すると、甲信越地方の連休の天気は良さそうだと判明!
そこで、急きょ予定を変更してまだ登ったことのない笠ヶ岳に行くことになる。
そうだ、ワタシの山登り歴15年の中で何故か笠ヶ岳は登る機会がなかったのだ。

今回のような登攀用具が必要ない一般登山道の縦走は久しぶりである。
でも、これが本来の山登りの原点でありワタシもここから始まったのだ。


9/15 大阪から高山までの直通特急に乗り、バスに乗換えて新穂高温泉下車。
14時半、登山口を出発する。この日は夕方から小雨が降ったり止んだりとあいにくの天候。
歩き始めて1時間でわさび平小屋に到着する。森の中のテント場といった感じだ。
標高1,360mなので気候は下界とさほど変わらないが、森林浴をするには最適だろう。


早めに夕食準備に取り掛かる。
この日のメニューは、持参した米を炊いてフライパンで野菜炒めと豚テキ。
日本酒とウイスキーもいっぱい飲んで程好く酔って、18時就寝。
飲んで食べて、即寝る。これが、最高に楽しい。


9/16 3時起床。見上げると満点の星空が見える。よし、きっと今日は快晴になるぞ。
この日は9時間強のコースタイムを歩かねばいけないため5時15分出発。
秩父沢まで来ると陽が登り一気に気温が上昇し、暑くなる。


イタドリヶ原を過ぎる頃、ふと向い側の斜面を見たらツキノワグマが親子連れで歩いている。
山でホンモノの熊を見たのは初めてだ。
離れて見ているから「クマ、クマ~」と喜んでいるが、ばったり出会ったらこんなコト言ってられない。


小池新道を登り、8時15分に鏡平山荘に到着。
2年前に縦走でここを通過した時は雨だったので景色が何も見えなかった。
それが今日のように晴れていると北アルプスが360度見渡せるではないか!
素晴しい立地に建っている小屋である。
朝が早かったのでここで景色を眺めながら昼食を取る。


山荘から再び弓折岳を目指して登る。槍・穂高の峰々がよく見える。
槍ヶ岳へ延びる西鎌尾根と中崎尾根のラインもスッキリとして美しい。
厳冬期はこの中崎尾根を詰めて槍へ登るんだなと思いながら見つめる。いつかここも・・・


弓折岳から双六岳と笠ヶ岳の分岐点を通過し、秩父平まで来る。
切り立つような秩父岩を巻くようにして登りどんどん標高を上げていく。
ここから先はアップダウンがあるものの、笠ヶ岳まで楽しい稜線歩きが待っている。
しかしこの日は、超・快晴だ。稜線は暑い・・・そして、長い・・・


稜線上に笠ヶ岳が見える。あともう少しのようだが、これがなかなか遠い。
高山植物の最盛期は終わっているが、チングルマは花びらが散った後でも可愛い。


抜戸岩では両側を岩に挟まれた狭い通路を歩く。
雨宿りも出来そうな岩の窪みもあり、独特な雰囲気のところだ。


13時45分笠ヶ岳のテント場到着。休憩時間を除くと7時間半で登ってこれた。
予定よりも早く着いたが、残念ながらガスが上がってきて視界ゼロ。
午前中の快晴はどこへやら・・・ テント場からゴロゴロ岩の登りを10分で山荘に着く。
この10分の距離、トイレに行くときは結構面倒である。
さて、視界ゼロでも笠ヶ岳のピークは踏まないワケにはいかない。
山荘から15分ほど登り、笠ヶ岳山頂2,898mに無事登頂する。


山頂からの展望は望めなかったが、下山してテント場に戻るとライチョウ親子に出会えた。
ライチョウたちはちっとも人を怖がらず、テントの周りをチョロチョロ動き回っている。
ライチョウの可愛い姿を見て、疲れも癒される。


ビールで乾杯~と、16時前から宴会スタート。
その後はウイスキーをチビチビやりながらご飯支度をする。
この日のメニューはペミカンで豚味噌煮込みうどん鍋である。
いっぱい食べていっぱい飲んで17時半就寝(早すぎ・・・)


9/17 夜中1時頃、ものすごい強風で目が覚めてしまう。
去年のG.Wに早月小屋でテントのポールが強風の為折れて破壊したことを思い出し、益々眠れなくなる。
結局3時に予定通り起床、朝食を済ませて強風の中、必死のテント撤収を済ませる。
5時半テント場を出発、強風の中での稜線歩きは寒いしツライ。
それでも、陽が昇ると少しずつ風は収まり視界も開けてきた。


稜線分岐から笠新道を下山する。ここから下界の林道まで4時間のコースタイムである。
杓子平までの下山道は緩やかでコバイケイソウが黄金色に輝き、それはもう誰もがきっと
ここを歩けば幸せな気分になれることだろう。
ここを過ぎるとひたすら急坂を延々と下り、黙々と歩き続けて9時20分に林道に出る。
朝はあんなに寒かったのに今は、あまりの暑さに川に飛び込みたいくらいだった。

笠ヶ岳、いい山です。
山頂に至るまでの登山道からの景色が本当に素晴しい。
あぁ、日本の山ってなんて美しいんだろう!

 

 


 

 

 

 

 


 

 

 


トレランで本番前の足慣らし・六甲山から有馬越え

2012年09月10日 | 六甲山

9月に入ってからもまだまだ日中は暑いが、朝晩はさすがに少し涼しくなってきた。
さぁ、今度の連休は山か沢か?欲張りなワタシはどちらも捨てがたい・・・
ならば、両方出来るところにしよう!
そうなると、沢シューズといつもの登山靴両方持参で縦走となるとかなり荷が重い。
結局、以前からトレラン用の靴が必要だなと思っていたのでこの機会に購入。
トレラン用なら軽量な上、今度の山行にも使える。
早速、足慣らしのため六甲山を走ってきた。


初めて使うトレランシューズの履き心地はなかなか良い。
これで、いつもより早く走れるか・・・!?


9時前に登山口をスタートして、1時間強で六甲ガーデンテラスの見晴台に到着。
風が冷たくて気持ちよい。この日はあいにくの曇り空だが、それでもうっすらと景色が見える。


セトウチホトトギスの群生に出合う。名前のとおり瀬戸内海沿岸に咲くそうだ。
六甲山頂までの登山道は、他にもいろんな種類の花が咲いているから楽しい。


山頂を越えて有馬温泉に下る魚屋道の途中でお昼休憩。
ストレッチを入念にするワタシ。


この日のメニューは自家製ミルクパンにポテトサラダ、ミニトマト、キュウリ、ブドウ。
トレランの日は、コッフェルを持参しないので簡単な昼食になる。
でも、走ったあとに食べるご飯はとても美味しい。
その後、無事に有馬温泉に下山して足湯を楽しむ。


天然酵母パンのイーゲルさんで購入したパン。
有馬温泉に下山したときは、いつも立ち寄るお気に入りのお店である。
どれも美味しく、またいつも行く度にワタシのパン作りの質問に親切丁寧に答えて下さる。

さぁ、トレランシューズの足慣らしも出来、準備完了だ。
来週の連休が晴れますように。


 


 

 


 

 

 

 

 

 


今週も耐暑トレ・六甲山天狗道から掬星台

2012年09月04日 | 六甲山

先週に引き続き週末は、六甲山で耐暑トレに加えて歩荷トレを行う。
まだまだ暑いので沢登りも魅力的だったが、ここは体力アップのためにグッと我慢する。
今回は、六甲全山縦走コースでもある天狗道から摩耶山への急登を行くことにする。
そこからは、まだ歩いたことのない桜谷道という地図上では破線ルートを下り谷上までの予定。
しかしこれだけ何回も歩いている六甲山でも、まだ歩いていない道があるとは・・・
この山のすべての登山道を完全踏破する日はまだまだ遠い。


新幹線・新神戸駅裏の布引から出発。この日は10時半と遅めのスタートだ。
紅葉茶屋で小休止中、案内地図にペッタリくっ付いているデンデン虫を発見。
そう言えば近頃はデンデン虫をあまり見かけなくなったものだな・・・


前回の耐暑トレのせいか、それ程暑さがキツク感じない。うむ、先週の効果絶大か?
でも、ここの急登での歩荷トレは結構体力がいる。


13時、摩耶山頂にある掬星台に到着。広場には、お昼休憩中の登山者で賑わっている。
私たちも芝生の上でしばし寛ぐ。
この時、まだ陽が差しているが西の方からむくむくと大きな入道雲がゴロゴロ鳴り始める・・・
大丈夫かな~、雷イヤだなぁ、と言いつつ昼食準備。


フランスパン生地で焼いたクッペにスクランブルエッグとオイルサーディンをサンド。
見た目はあまりヨロシクないが味は結構美味しい。


桜谷道を下り始めてしばらくすると雨が降り出す。
ポツリポツリから一気に土砂降りの大雨になる。
合羽を急いで上下着て、タープを張りしばらく様子を見ることにする。
しかしどうも一向に止む気配がない。
このまま谷上まで下山するとコースタイム3時間もある。雨の中の3時間・・・
しかもこの暑いときに合羽を着て、サウナ状態だ。
結局、もと来た道を引き返すことにする。


16時前、あんなに降っていた雨はピタリと止んだ。
しかしもう歩く気はなくなり、摩耶ケーブルを使って下りることにする。


久しぶりに乗車した摩耶ケーブル。歩けば30分かかるところ、わずか5分で下界に戻る。

六甲山登山中でこんな大雨に遭ったのは初めてだろう。
晴れていても、いつどこで豪雨に遭うか分からない山の天気。
合羽持参は必須だが今回はタープが雨をしのぐのに大活躍だった。