らいちょうのあし日記

山登りが大好きで今日も日本のどこかで歩いています

クライミング最高!六甲・堡塁岩にて

2011年11月28日 | 山登り

めずらしく週末は土・日ともお天気だった。気温も寒すぎず暑すぎず・・・
クライミングを練習するのにはちょうど良い天候だ、ということで久しぶりに
堡塁岩へ行ってきました。
たぶん、混んでいるだろうな・・・と思いきや、ほとんどの岩が空いている。ラッキー!
混雑を避けて、妙号岩の方がいいかどうしようか迷ったが自宅から歩いていける
堡塁岩を選択したのだが、こんなに空いているなんて意外だった。
いままで登ったことのないルートで頑張るぞ!と気合いを入れる。


自宅から堡塁岩までは、油コブシを登って約2時間で着くことが出来る。
登山道の紅葉は、ちょうど見頃だった。


この日は、トップロープで練習することにした。
リードでするよりも、気持ち的にも思い切って岩に向かっていける分
楽しめるし、上達出来ると考えたからである。
もちろん、本番に備えてのリードクライミング練習は必須なので、それは次回。
中央稜南面で登攀準備をするワタシ。
9月の八ツ峰以来、約2ヶ月ぶりにさわるロープをセットするのにまたしてもワタシは
「こうだったっけ・・・?」とモタモタしてしまい、リーダーにこっぴどく叱られた。


凹角ルート20mをトップで登攀。
少し登り始めると、クライミングの感覚がじんわりもどってきた。
こうなれば、もう岩と仲良しになれてどんどんと体は動き、上へ上へと
登っていくことが出来る。


夢中になって練習していると、すっかり陽が落ちてしまった。
仕方がないので、帰りは六甲ケーブルに乗って下山した。たまには、ケーブルカーも楽しいが
やはり暗くなる前に下山すべきだろう・・・

この日、山歩きとクライミングをセットで楽しめたことでとても充実した一日を過ごすことが出来た。
こんなに素晴しい岩場がある六甲山は、本当にいい山だ。







 

 


展望の丹波富士へ~白髪岳~

2011年11月21日 | 山登り

日曜日、兵庫県篠山市の南端にある白髪岳へ行ってきました。
白髪岳は標高722mと決して高くないし、アクセスも悪い。では、何故わざわざ・・・?
実は昨年の秋に、同じく篠山市にある三岳・小金ヶ岳に行った時のこと。
タクシーの運転手さんから、「近くにある白髪岳は、すごくいい山だよ」と教えて下さったことを
覚えていて一度、登ってみたいなぁと思っていた。
たまにはまったく知らない山に登るのもいいな、ということで今回登ってきたのだった。

当日は、朝8時に三ノ宮駅でレンタカーを借りて出発。
この日は、第一回神戸マラソン大会だったので2万人を超えるランナーたちがスタート前に
並んで待機している光景が駅から見ることが出来た。
そして、車を走らせること1時間半。登山口に到着、車は一台も停まっていない。
準備体操をして、早速登り始めた。
登り始めから傾斜のきつい道が続くが、徐々に紅葉づいた山々が見えてくる。
登山道は非常に整備されており、歩きやすかった。


白髪岳登山口。駐車スペースもちゃんとある。


秋色の雑木林を行くワタシ。誰もいないので、静かである。
トンビの鳴き声が山の中によく響いて聞こえた。


山頂直下の岩場が出てきた。
「わーい、岩だ」と喜ぶ。迂回も出来るが、せっかくなのでここをよじ登る。
もちろん、ここもきちんと整備されておりロープ・鎖もあったのでこれを使って登ることも出来る。

 


岩を超えて、尾根に出ると色づいた丹波の山並みが一望出来た。
ここまで景色が見渡せると思っていなかったので、うれしさ倍増である。


山頂へ到着した時は、雨雲がちょうど頭の上にあって残念ながらどんよりした天気になっていた。
それでも、さすが「丹波富士」と言われるだけに白髪岳山頂からの展望は抜群であった。
しばらく景色を楽しんだ後、私たちはここから歩いて1時間弱先の松尾山へ周った。


松尾山への道も素晴しく整備されていて歩きやすかった。
こんなに歩きやすくて展望抜群の山なのに、誰とも今日はすれ違わない・・・
こんないい時期なのに、とてももったいない気がした。


お昼ちょうどに、松尾山到着。こちらは、さっきの白髪岳と違って眺望ナシ。
この日は、日中でも気温が上がらず温度計は11度を指していた。
昼食に酒粕入り味噌煮込みうどんを食べて、寒さにまだ慣れていない身体を
暖めた。こういう汁物メニューがありがたく感じる季節になったなぁと思う。
1時間ほど休憩して、下山を始めた。
途中、仙ノ岩と呼ばれるところでやっとこの日初めて登山客と出会った。



住山集落へ無事下山。4時間弱の登山だった。
紅葉と展望と静かな山歩きを満喫することが出来ました。

白髪岳、いい山です。
まだまだ、知らない素適な山が本当にたくさんあるものだと
つくづく感じる私たちでした。

 

 

 

 




秋山・六甲山~B懸尾根から有馬越え

2011年11月15日 | 山登り

日曜日、1ヶ月ぶりに山登りに行って来ました。
いつも週末になると天気が悪かったため、まったく山に行けなかったのでワタシは前日から
「明日はやっと山に登れる!」とワクワクしていた。
ランニングも楽しいが、やはりワタシにとっては山が一番である。
当日、どこの山に行こうかと迷っていたが、いつもの六甲山になった。
この日は六甲全山縦走大会だったため混雑に巻き込まれないよう、縦走路とは別ルートを選ぶ。
紅葉が見られるといいなぁと思いながら、1ヶ月ぶりに背負うザックの重みに「あぁ、これこれ。この重み!」
なんて普段は感じない些細なことで喜ぶワタシでした。


高座の滝から一般路を外れて地獄谷の方へ入ってB懸尾根へ。
途中、冬山に向けてロープワークやアイゼントレをしている山岳会の人たちが結構いた。
来月になれば、もう冬山。そう思うと雪山が待ち遠しいが、その前にまた練習しなければ・・・


ピラーロックで小休止。
相変わらず、ここは足場がもろくすぐに崩れそうな場所である。


雨ヶ峠でお昼ごはんに食べた塩野菜焼きそばと赤だし味噌汁。
山で食べるご飯は本当に美味しい。たっぷり1時間も休憩してしまった。


本庄橋跡から六甲山頂を目指す。
この階段上の紅葉が赤く染まると奇麗なのだがこの日はまだ青かった。
紅葉はまだもう少し先のようだ。


一軒茶屋に着くと、ちょうど全山縦走大会のルートと交わるのでたくさんの人が歩いていた。
ここからゴールの宝塚まで残り3時間半ほどの行程だが、ここからが結構長く感じたよなぁと
6年前のことを思い出した。私たちは、ここから有馬へ向う。


魚屋道から途中、有馬稲荷を通って有馬温泉に下りた。
ススキの向こう側に有馬三山とお寺が見えた。有馬まで来ると、六甲山は随分秋深くなっていた。

次はどこの山を登ろうかな、とさっそく帰宅後すぐに地図を広げるワタシだった。




 

 

 

 


篠山マラソンにトライ!

2011年11月07日 | 日常のこと

今週こそ山登りに行くぞと思いきや、また週末は雨。
カッパ着てでも登るか・・・と、そこまでして行ってもなぁ。
お昼前には小雨になったので、またまたランニングしてきました。
ランニングは、らいちょうチームにとっては登山のためのトレーニングなのですが、最近は・・・

先日テレビでウルトラトレイル・ド・モンブランで鏑木さんが格好良く走る姿を見てから、
リーダーがどうも刺激されたらしい。
「トレランいいなぁ~僕らも出ようか~」「このレース、170キロ走り通すのよ。ムリやし」

そして後日、「篠山マラソン、応募したよ」とリーダーに言われる。「えっ・・・。フルマラソン?」
15キロの壁が超えられないワタシが42キロ走れるのかしらん。
でも、出るからには完走したい。
そんなわけで日曜日、とりあえず20キロ目標で頑張ってきました。


いつも通り12キロくらいまでは順調。
そこから先が問題で、いつも膝が痛くなる。何とかならないかな。


この日は16キロ走ったところで終了。とりあえず、15キロの壁は乗り越えられた。
二人とも、42キロまでまだまだあるなぁと呟きながら帰った。
本番は来年3月だから、まだ練習すれば間に合うと思うのだが。

街の中ばかり走らず、今度は気分を変えて神戸の海岸線を走ってみようかな。
あれ?山登り、いつになったらいけるんやろ。