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2025年J2リーグ・開幕前の編集の雑感その2 ~タイムトラベル後の風景

2025-02-04 18:14:25 | 雑記

その1 

※例によってあまり込み入った事は書いていません

J2移籍情報

一気に歯抜けのような状態になった関東地方。東京勢が一斉に昇格(町田・ヴェルディ)した2023年とは打って変わり、今度は北関東勢の一斉降格(栃木・群馬)というネガティブな要因が中心となってしまった前年。熱いダービーはお預けとなった水戸の心境や如何に。
一方、そんな激変の期間をJ3で過ごす羽目となった大宮。浦島太郎の如く、戻って来て直ぐ目にしたJ2の風景は、周囲のクラブが殆ど居なくなっていた……というものになってしまったがその戦いぶりは如何に。

<水戸ホーリーホック>

新卒選手の主たる特徴が、入団の際逐一HPのニュースページで語られるという貴重なクラブ。
その新人を8名と獲りも獲ったりだった前年、今オフもそれを継承して6人と多数を占める。既に特別指定の枠組みで一定の地位を得た山本はじめ、どれだけ食い込めるかという観る楽しみは継続されたものの、同じ事を2年続けて生き残れるかどうかは神のみぞ知る、という所か。
前年も序盤攻撃の中心となったのは柏から借りた落合(新潟へ完全移籍)、残留の原動力となったのは、特に3-4-2-1へのシステム変更にマッチした新井(セレッソへ個人昇格)と長澤(鳥栖へレンタルバック)という人材だった。つまりは結局補強選手に頼らなければ即時のチーム強化は難しいという事であり。なお新井はJFLから獲得した人材。路線継続のように鷹啄を獲得と、成功体験に縋ったもののどう出るか。
「良い選手はすぐ抜かれる」を地でいくクラブ、今季もその苦しみが付き纏い。山田が抜けた3バックの中央を固める作業から始めなければならないため、出遅れ必至ななかどう凌ぐか。

予想順位=13位~19位

予想フォーメーション 3-4-2-1

GK 松原 松山 西川 早川
CB 牛澤(R)飯泉(C)大崎(L)沖田(RL?)板倉(?)知念(L?)大森(R)鷹啄(?)
DH 前田 長尾 碇 川上? (杉浦)(奥田)(知念?)
WB 野瀬(L)村田(R)飯田(LR)(大崎L)(大森R)(沖田?)
IH 草野 齋藤 山﨑 山本 杉浦 奥田 芦部 津久井? (渡邉)(梅田)
FW 安藤 寺沼 久保 梅田 渡邉 内田 多田 (草野)

4-4-2の場合

GK 松原 松山 西川 早川
CB 牛澤 飯泉 知念 板倉 鷹啄 (大森)(沖田)
SB 大崎(L)村田(R)飯田(LR)大森(R)沖田(?)
DH 前田 長尾 碇 杉浦 川上?(奥田)(知念?)
SH 齋藤(R)山本(R)山﨑(?)奥田(RL)津久井(R)芦部(?)(渡邉L)
FW 草野 安藤 寺沼 久保 梅田 渡邉 内田 多田

RB大宮アルディージャ>

目出度く1年での出戻りを果たし、レッドブルという後ろ盾も得て、上昇あるのみというのが傍らから見ての状況。しかし巧くいくかはまだ決まっておらず。
泉を完全移籍に持ち込み、J1クラブから戦力も加えるなど、町田のような大胆さは無いにせよ着実に上積みを図る補強策。いくら大資本を得たとはいえ、一気な改革は反動も大きくなるため、ある意味当然か。昇格クラブ(横浜FC)にも拘らず、J2での戦いを選ぶ事となった助っ人2人(カプリーニ・ガブリエル)がどれだけやるかで未来も変わってきそうである。
クラブに加え、監督の長澤徹氏も数年ぶりにJ2へと戻る事となり。前職の岡山は昨季悲願の昇格を果たしたが、「ポゼッションでも、走力全振りでも無い」岡山の現在のスタイルの礎を築いたのと同様に、まずはJ2の舞台で着実な漸進が求められるだろうか。

予想順位=8位~15位

予想フォーメーション 3-4-2-1

GK 笠原 加藤 志村 坪井
CB 市原(CR)浦上(L)村上(R)ガブリエウ(RC)濱田(C)関口(?)(茂木RL)
DH 小島 石川 シルバ 和田 (谷内田)(中山?)
WB 泉(L)茂木(RL)下口(RL)安光(LR)
IH 中野 カプリーニ 谷内田 (小島)(石川)(杉本)(藤井)(和田)(ゴンザレス)
FW ゴンザレス サンデー 杉本 藤井 豊川 富山

<ジェフユナイテッド千葉>

最終節でプレーオフ出場を逃す、非常にダメージの残るシーズンとなった前年。その反省を生かして……といくには残念ながら資本力に限界があり(小森もレンタルでの海外移籍に留まったのもあり)、戻ってくれた鳥海といった任侠を交えながらの補強策。加入当初は「すぐに出ていくかも……」と見られていた田口も、いつの間にか今季で6年目である。
とはいえ河野・前・石川と、自分達より下の立場のクラブから選手を集める優位ぶりはまだ健在。小森の穴はそうそう埋まるものでは無く、前年と同様のサッカーを続けるのも考えものという瀬戸際な雰囲気だが、救世主は現れるかどうか。
全体の陣容を見ると、ボランチ(センターハーフ)とサイドハーフの兼任という選手が目立つ。田中が右で安定する反面左に誰を組み込むか、それとも前年同様4-2-3-1(ないしは4-4-1-1)を取り入れてトップ下を活用するのか……というのが戦術の選択の幅か。

予想順位=5位~12位

予想フォーメーション 4-4-2

GK 鈴木椋大 若原 薄井 岡本
CB 鈴木大輔 河野 鳥海 久保庭 (松田)(前)
SB 日高(L)高橋(R)松田(R)前(RL)植田(L)
DH 品田 田口 エドゥアルド 小林 安井 (横山)(前)
SH 田中(R)椿(L)杉山(R)米倉(R)吉田(L)(横山L)(エドゥアルドL)(安井?)
FW 横山 風間 呉屋 林 石川 デリキ

<ヴァンフォーレ甲府>

ACLという華々しさから一転、一気に首筋が寒くなったような前年。(実際、篠田善之前監督がシーズン途中で切られてしまったのだが)出直しを図る一年となるが、出戻りで上げ潮ムードを齎すはずの柏が思わぬアクシデントで出遅れを余儀なくされるという具合に、万全とはいかない出だしとなりそうだ。
助っ人に掛かるウェイトが小さくなり、唯一獲ったのが富山を満了となったレイリアで、過去の「J1経験豊富なベテランの獲得」からの転換が吉と出るかどうか。その狭間からかマンシャの更新が体制発表後となるなど、フロントの意識が強く出たオフだっただろうか。一方常時炎上状態を強いられたGKは、(離脱で)その要因となった河田に賭けるような布陣で相変わらず不安は拭えない。
その他、小出の獲得(出戻り)で固まった感のある最終ラインに比べ、やはりタレントが減った前線がどう機能するかが課題か。何時までも三平の最前線での働きぶりとキャラクターに頼るのもマンネリな気がする。その前線には新人選手も皆無と、伊藤彰監督(現金沢)時代のような抜擢もし辛いが果たして。

予想順位=9位~17位

予想フォーメーション 3-4-2-1

GK 河田 石川 東
CB マンシャ(L)孫大河(L)林田(C)山本(C)小出(LRC)井上(RL)一瀬(?)(ヘナトRL)
DH 佐藤和弘 ヘナト 土屋 平塚 中山 遠藤 (林田)(田中)
WB 荒木(LR)小林(L)村上(R)柏(LR)(宮崎R)
IH 鳥海 宮崎 田中 大島 (柏)(レイリア)(内藤)
FW 三平 内藤 レイリア (大島)

<カターレ富山>

11年ぶりのJ2。降格クラブとは異なり、秋田やいわきのサッカーに対しては(J3で経験済み故に)ある程度耐性がありそうだが、そもそも実力が伴うかが残留のカギなのは言うに及ばず。
豊富なサイドアタッカーが、J2の強度に耐えうる存在なのかは蓋を開けてみなければ解らないが、補強選手も微妙で借り受けたJ1クラブの若手に賭けるという博打を強いられては厳しい。(実際、浦は前年愛媛でさして目立てずに終わっただけに)その中で濱の獲得は光るが、彼も編成的に安光の穴を埋めるという一点に絞られた感があり。
サイドハーフとは裏腹に、レイリア・松本が抜けた分の補充を余儀なくされたFW陣。年齢的にもここで活躍できなければJ3以下へ……という瀬戸際の松田と、逆に個人昇格を勝ち取り再加入の武、点取り屋と成り得るのはどちらか。

予想順位=15位~20位

予想フォーメーション 4-4-2

GK 田川 大久保 コボンジョ 平尾
CB 神山 今瀬 鍋田 大山 酒井 川上
SB 西矢(R)濱(L)吉田(?)
DH 末木 椎名 河井 瀬良 高橋 (井上)
SH 松岡(R)吉平(LR)布施谷(L)伊藤(L)井上(L)佐々木(?)エンリケ(L?)浦(?)植田(?)(高橋R)(椎名R)
FW 碓井 古川 松田 武 (佐々木)(植田)

 


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