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5月15日: LDN 1471:吹きさらしの星の空洞

2020年05月15日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

この変わった放物線状の構造の原因は何だろう? パラボラの頂点の明るい源のように見える LDN 1471 として知られるこの照らされた空洞は、新しく形成された星によってつくられた。この原始の星は、明るさを引き起こすペルセウスの分子雲の中で、周囲の素材と相互作用する星の流出を経験している。我々は空洞の一つの側面のみを見ており、他の面は暗いダストで隠されている。このパラボラ型は、時とともに星の風による空洞を広げることによって生じてきた。また、この原始星の両側に二つの更なる構造を見ることができ、これらは、周囲の素材の流出の相互作用に起因する ハービッグハローオブジェクト として知られている。しかしながら、この空洞の壁の条線の原因については不明のまま残されている。このイメージは、スピッツア宇宙望遠鏡によって検出された後に、NASAとヨーロッパ宇宙機関のハッブル宇宙望遠鏡によってとられた。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<参考>: 天文関係の、月に数十件開かれる世界規模での会議、イベント、講演、ワークショップなどが、コロナウィルスの影響で、ほぼすべて中止または延期になっています。また、6月以降、いくつかの会議、レクチャーなどが、バーチャルやオンライン会議などの方式で行われるように変化してきました。


<お断り>: コロナウィルスの世界的流行により、NASAを含む、世界的な活動が停止しています。この際これまでに掲載できなかった記事や、ウィルスと無縁な宇宙ステーションからの記事、アポロなど史実の記事を中心に提供しています。

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