<速報・追記>:クルードラゴンデモ2の打上は土曜日まで延期され、クルーは日本時間午前7時前に宇宙船から退出しました。詳細は後刻!
国際宇宙ステーションの遠征63クルーは、二人のNASAの宇宙飛行士達の、今週の、この約10年間で初めての、米国内からの打上と到着の準備している。NASAと「スペースX」のマネージャ達は、準備レビューを終え、「スペースX」クルードラゴン宇宙船に搭乗する商用クルー宇宙飛行士達、ボブ・ベンケンとダグ・ハーレイの打上に“GO”を与えた。この二人は、ファルコン9ロケットのトップに載せられて、フロリダのケネディ宇宙センタから、ステーションに向かって、水曜日午後4時33分(日本時間木曜日午前5時33分)に打上げられるだろう。彼らは、木曜日午前11時39分(日本時間金曜日午前0時39分)に、国際宇宙ステーション前部のハーモニーモジュールの国際ドッキングアダプターにドッキングするだろう。2時間半後にハッチが開かれ、ベンケンとハーレイはステーションに入り、軌道を周っている研究室の宇宙での調査を速めるために、遠征63クルーを5人に拡大するだろう。このクルードラゴンは、新しく到着した日本からの H-II 運搬船9号(HTV-9)に隣接してドッキングするだろう。
<出典>: 「国際宇宙ステーションブログ(Space Station BLOG)」
<ひとこと>: 記事はNASAのブログから。右下のイメージは、ファルコン9ロケットのトップに載せられたクルードラゴン宇宙船。
<お知らせ>: 先にお知らせしたとおり、米国の商用有人宇宙船スペースX社のドラゴンクルー船(デモ2)が今朝早く打ち上げられました。このテストは2003年のスペースシャトルコロンビアの事故後、ロシアのソユーズのみに頼ってきた国際宇宙ステーションへのクルーの往来を米国とロシアの協働に戻す、歴史的にも重要な試金石となるデモンストレーションです。ステーション到着の中継放送時刻等は ホームページの「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。また、これに関する毎日のNASAの発表は、同じくホームページの「国際宇宙ステーションは今」に掲載しています。