天文・宇宙探査ニュース:画像を中心とした「新しい宇宙探査情報」のページです。

NASA、ESAを始め主に外国の宇宙探査情報を
ハッブルから宇宙ステーションまで、幅広く、毎日
提供しています。

5月26日:  日本の貨物船、ステーションクルーを補給するために打上

2020年05月26日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

国際宇宙ステーションの遠征63クルーのための4トンの補充用品、水、予備部品と実験用ハードウェアを運び、 HTV-9 が、日本時間5月21日火曜日午前2時31分に、種子島宇宙センターから打上げられた。この貨物船は5月25日月曜日にステーションに到着するだろう。ランデブーと捕獲の生放送は日本時間月曜日午後7時45分に始まり、 HTV-9 の捕獲は日本時間月日曜日午後9時15分ごろの予定である。また、 HTV-9 の最終的なインストールの放送は日本時間午後10時30分に始まるだろう。 HTV-9 は下からステーションに接近し、軌道の最前線に向かってゆっくり進むだろう。ロシアのイヴァン・ワグネルの補助を受けるNASAの遠征63指揮官クリス・キャッシディは、ステーションのキューポラからステーションの Canadarm2 ロボットアームを操作して、12トンの宇宙船をつかむだろう。その貨物には、ステーションの電気システムの全ての交換を終えるために必要な六つの新しいリチウムイオン電池を含んでいる。バッテリと対応するアダプタ・プレートは、今年後半に予定されるステーションクルーによる一連の船外活動を通して、ステーションの右舷端のトラス・セグメント(S6)の二つのパワー・チャンネルの古くなったニッケル水素バッテリと交換されるだろう。これは、2017年1月に始まったステーションのパワー・システム全体のアップグレードの、新しいバッテリの最終的なセットである。 

<出典>: 「国際宇宙ステーションブログ(Space Station BLOG)」

<ひとこと>: 記事はNASAのブログから。イメージは、種子島打上場で、打上前に青く照らし出された HTV-9 (JAXA の記事から)。打上のビデオはイメージをクリックして JAXA Youtube から。

コメント