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<今日のテーマ>: ベピ・コロンボ、4回目の水星フライバイへの新たな軌道を開始
なぜ水星を訪れるのがそんなに難しいのだろう?
水星は、太陽系で最も探査されていない岩石惑星であり、それは、主に、そこにたどり着くのが非常に難しいためである。ベピ・コロンボ(BepiColombo)が太陽に近づくと、その星の強力な引力が、宇宙船を太陽に向かって加速させる。さらに、宇宙船は地球から大量のエネルギーで打ち上げられ、小さな水星の周りの軌道に捕らえられるにはあまりにも速度が速すぎる。
搭載された推進装置だけで、この二つのハードルを乗り越えるのは非常に難かしい。そのため、ベピ・コロンボは、重力支援フライバイも利用して、エネルギーを失わせ、最終的に水星の周りの軌道に捕らえられるほどまで減速する。
ベピ・コロンボの水星への旅はさらに壮大になる。
ベピ・コロンボは、ヨーロッパ宇宙機関の水星惑星探査機と日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)の水星磁気圏探査機という、水星を周回する二つの科学探査機で構成されているという点でユニークである。これ等の二つはヨーロッパ宇宙機関の水星転送モジュール(MTM)によって、この謎の惑星まで一緒に運ばれる。2024年4月、ベピ・コロンボは、MTM の電動推進装置がフルパワーで作動しないという問題に遭遇した。
<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。
<出典>: Week in images (ESA)