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<今日のテーマ>: NASA、探査イニシアチブのための月面標準を開発
NASAは、4月のホワイトハウスからの政策指示を受けて、米国政府の利害関係者、パートナー、国際標準化団体と協力して、調整された月時(LTC:Coordinated Lunar Time)を確立する。NASAの宇宙通信・航法(SCaN)計画は、調整された時間をつくり出す取り組みを主導しており、これによって、太陽系の他の場所にも拡張可能な、将来の月面生態系が可能になる。
月の時間は、科学者達が地球の世界的に認められた協定世界時(UTC)を計算する方法と同様に、月の原子時計の加重平均によって決定されるだろう。現在の分析では、月の表面に置かれた原子時計は1日あたり数マイクロ秒ずつ速く「時を刻む」ように見えることが示されているので、月の正確な位置はまだ決定されていない。マイクロ秒は100万分の1秒である。NASAとそのパートナーは、現在、月の時間を確立するためにどの数学的モデルが最適かを研究している。
マイクロ秒は小さな差と思われるかもしれないが、光速で移動するものの場合、約168のサッカー場の距離を移動するのに十分な時間である。NASAのアルテミス・キャンペーンが月面とその周辺で持続的なプレゼンスを確立する準備をしている中で、NASAの SCaN チームは、重要な時差が将来の探査機の安全性に影響を与えないように、月での時間基準を確立する予定である。また、時間システムへのアプローチは、火星や太陽系全体の他の天体に対してもスケーラブルであり、長期の探査が可能になる。
商業的宇宙産業が成長し、より多くの国が月に活動するにつれて、時間の標準化の必要性は高まっている。
--- 以下略。
<ひとこと>: 大判は省略しました。
<出典>: Brian Dunba(著者名です)