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<今日のテーマ>: 火星:その月、クレータ、火山
火星の上空を飛ぶことができたら何が見えるだろう? この注目のイメージは、7月に火星の特に興味深い地域を撮影した、ヨーロッパ宇宙機関のマーズエクスプレス(Mars Express)の光景である。この写真の最も有名な地形は、右上に見える太陽系最大の火山であるオリンパス山(Olympus Mons)である。右の地平線には、別の大きな火星の火山、パボニス・モンス(Pavonis Mons)が見える。いくつかの円形のインパクト・クレータが、この赤い惑星の表面に見ることができる。 印象的なことに、このイメージは、中央のすぐ左に見える、暗く運命的な火星の衛星フォボス(Phobos)を捉えるようにタイミングが合っていた。 左下の表面の地形は、オルカス・パテラ(Orcus Patera)として知られている。 その大きなサイズと長方形の形が珍しく、それをつくり出したプロセスが未だ不明であるために神秘的である。ヨーロッパ宇宙機関のロボット宇宙船マーズエクスプレスは2003年に打ち上げられ、多くの注目すべき科学的発見の中で、火星がかつて大きな水のホームであったという証拠を補強した。
<付記>: 日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、火星の衛星フォボスのサンプルリターンを意図して、今、小惑星「リュウグウ」の探査を終えた「ハヤブサ2号」を火星に向かわせています。このサンプルリターン探査は MMX (Martian Moons eXploration)と呼ばれ、2031年にフォボスから試料を持ち帰る予定です。火星の衛星にはフォボスとデイモスがありますが、木星や土星の衛星のように、惑星周辺を周る材料が固まって同時期につくられたものではなく、宇宙空間を浮遊する小惑星のような天体が、火星の引力によって捕らえられたのではないかという説が有力です。 MMX の採集資料の分析は、この疑問に答えるサンプルを持ち帰ることが期待されています。
<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。