EarthCARE、ロサンゼルスの火災からの煙の層を画像化
ヨーロッパ宇宙機関のEarthCARE衛星と4つの測定機器がすべて非常にうまく機能し完全に稼働しているので、今や、ミッションの「第1レベル」のデータストリームは自由に利用できる。一例として、2025年1月9日に、この衛星の大気ライダーによって取得されたレベル1のデータを使って、強風によって太平洋に運ばれた、最近のロサンゼルスの山火事の災害の煙の層を示している。
<参考1>: EarthCARE(アースケア、Earth Clouds, Aerosols and Radiation Explorer)は、地球温暖化対策調査の一環として、欧州宇宙機関 (ESA) と日本の宇宙航空研究開発機構 (JAXA) および情報通信研究機構 (NICT) が共同で開発した地球観測衛星。JAXAは打上げ後に使用する和名の愛称を「はくりゅう」と命名した。
各機関の分担は次の通り。
・宇宙航空研究開発機構(JAXA):搭載センサ(CPR)の開発、地上システムの開発・運用、データ提供
・情報通信研究機構(NICT):CPRの性能評価、CPRデータの地上処理アルゴリズム開発
・欧州宇宙機関(ESA):搭載3センサの開発、衛星システム及び地上システムの開発・運用、データ提供
<参考2> EarthCAREの主ミッションは 「アストロサイエンス(1月20日)」 から。Wikipediaの解説は こちら 、JAXAの記事は こちら から。
<ひとこと>: 大判はイメージをクリック(タップ)。
<出典>: EarthCARE (ESA)
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