JAXA初の木造衛星、宇宙ステーションから放出
2024年12月、国際宇宙ステーションから5つのキューブサットが地球の軌道に展開された。その中には、日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)が宇宙での木材利用を調査する木造衛星「リグノサット(LignoSat)」があった。この知見は、従来の衛星に代わる、より持続可能な代替手段となる可能性がある。
ステーションでの以前の実験では、研究者達がリグノサットの最適な選択肢を決定するのを助けるために、3種類の木材を宇宙環境にさらした。最終的なデザインは、日本の木工法で組み立てられた長さ10cmのホウノキ・マグノリア木製パネル(honoki magnolia wood panel)を使用した。
研究者達は、センサーを使って木材へのひずみを評価し、宇宙の温度と放射線に対する木材の反応を測定する。また、地磁気レベルも監視され、地磁気が木製衛星の本体を貫通し、その技術能力を妨害する可能性があるかどうかを判断する。宇宙空間での木材の利用の検討は、将来的に革新的な解決策につながる可能性がある。
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<出典>: Andrea Lloyd (著者名です):International Space Station Research Communications Team
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