ウエスティに猫な日々

日々の料理と外食、趣味の熱帯魚と読んだ本の感想と我が家の犬と猫の話。
ほか、日々のちよっとした独り言。

「 味いちもんめ 」「 蒼太の包丁 」「剣客商売23 」「 鬼平犯科帳 」

2016-02-25 17:22:24 | 
居酒屋ママから、「 新刊が入ったから取りに来て! 」と電話があり、借りに行ってきました。
いつも、ママの妹さんが読んでまわしてくださいます。

        「 味いちもんめ 」   作・あべ 善太    画・倉田よしみ

      〈 アユの塩焼き 〉      〈 名残茄子 〉


料理研究家がテレビでお店の評価を マル・バツ 評価して、よかったお店は繁盛、好みに合わなかったお店は評判を落とします。
ある一流料亭の親方が、まだ包丁もろくに握ったことのない駆け出しに、養殖のアユを焼かせ、ほかの料理も調理させて出します。
評論家は絶賛して収録は終わりますが、後で隣の部屋で親方の本格的な料理が出て、「 味とは難しいもので、30年、50年炊いたり焼いたりしてもわからんとこがある。
その日の気候、食べる人の体調もあり、十把ひとからげに マル・バツ じゃ料理人がかわいそうやおまへんか? 」
修行仲間や、兄弟弟子とのつながりの強さに心温まりました。 
時には嫉妬や妬みもありますが同じ道を目指す者同士、切磋琢磨して日々一人前に成長していくんですね。

  「 蒼太の包丁 」   作・末田 雄一郎  画・本庄 敬

          さらば〈 富み久 〉 旅立ち編

本格和食物語 堂々の完結 
北岡蒼太は、師・富田久五郎親方の料理を基本に、故郷・北海道をはじめ全国から集めた素材と向き合って、新しい自分の店「 富み久 カムイ 」を開店しました。
カムイとは、神様と自然やそれにまつわる森羅万象すべての意味だそうです。 頑張れ こんな店が近くにあれば、もう常連さんになること間違いなしです。

      「 剣客商売 23 」   作・池浪正太郎  画・大島やすいち 

帯に130万部突破と書かれています。 人気は衰えずです。

         

      「 鬼平犯科帳 」 平蔵の密偵たち  作・池波 正太郎  画・ さいとう たかを

         


本格派の盗人は、盗まれて難儀するものには手を出さぬこと。人を殺傷せぬこと。女を手ごめにせぬこと。を守っているが、この時世、畜生働きが横行しています。
足を洗い長谷川の密偵をしている本格派の大滝の五郎蔵、相模の彦十、小房の粂八、舟形の宗平らは、それが我慢ならない。
お盗めにも筋目があることを見せたいと相談するが、長谷川様に迷惑がかかるので、大仕事を調べ上げ長谷川様にすべて報告します。
盗賊たちは捕まり、被害者であるはずの医者の今までの悪事、( 暴行、屋敷乗っ取り、効かない薬を高利で売りつけるなど )を暴き、金を没収。
八丈島へ遠島を申し付けます。  一件落着っ!!  めでたし めでたし


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