ウエスティに猫な日々

日々の料理と外食、趣味の熱帯魚と読んだ本の感想と我が家の犬と猫の話。
ほか、日々のちよっとした独り言。

「 PK 」 伊坂 幸太郎

2018-03-03 00:22:24 | 
          「 PK 」 伊坂 幸太郎

             

「 PK 」「 超人 」「 密使 」からなる3つの物語が繋がって最後に一つの長編になっています。
文章は読みやすく、面白いので一気読みしましたが、読み終わっても話の繋がりが微妙に複雑で、難しかったです。

大森望氏が解説で、少し種明かしをしてくれているので参考になりましたが、完全にはスッキリしませんでした。
「 PK 」とは、ペナルティキックとサイコキネシスの2つの意味があリ、物語の最初はサッカーからは始まります。
勇気と臆病が連鎖して、小さなドミノが倒れるきっかけを作るが、割り切れない倒れ方をするドミノ小説と書いています。

文中で作家がチャップリンの言葉を引用して書いている名セリフ
「 ひとりひとりはいい人たちだけれど、集団になると頭のない怪物だ 」 なるほど、言えてるな。



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