「 夢現 」 日本推理作家協会７０周年アンソロジー

　　　　　　　　　　「　夢現　」　日本推理作家協会７０周年アンソロジー

　　　　　　　　　　　　　　　

初代会長の江戸川乱歩から現代表理事の今野敏まで、協会の歴代理事長を務めた１４人の作家の作品集。
創立７０周年ということは、私の生まれる前からの設立になります。
１９４７年江戸川乱歩を初代会長として探偵作家クラブ設立。日本探偵作家クラブと改称。１９６３年現代の日本推理作家協会に。
その頃、初めて日本推理作家協会編の作品に出合って、面白くて、ミステリー傑作選を１から順に読んで、新しいのが出ると買い求めました。
短編なので、通学、通勤の電車や休み時間。ちょっとした待ち時間に１作。随分楽しませてもらいました。

この本もさすが大御所ぞろいで、それぞれ楽しめました。　作品に歴史を感じるのもあります。　何せ７０年ですから。

昔、江戸川乱歩はエドガー・アラン・ポーにちなんだ名前と知って、ポーも乱歩も読みました。　懐かしい。
松本清張さんは王道でいろいろ作品も読み、映画も見ました。
大好きな佐野洋さんと阿刀田高さんは、ほとんどの作品を読み漁りました。　
東野圭吾さんも然り。生島次郎さんは「　片翼だけの天使　」を。
他に、　島田一男、三好徹、山村正夫、中島河太郎、北方謙三、逢坂剛、大沢在昌、今野敏。　そうそうたる面々。

日本推理作家協会編と書いてあると興味がそそられます。　
しばらく離れている間に、たくさん出版されているようで、また探して読んでみたいですが、テレビも観たい、ゲームもしたい、新聞も冊子もすべて読むので時間がない。
残された人生の時間も短くなっているので、後何冊本を読めることやら。　
１冊でも多く読みたいけれど、最近は根気がなくなったのと、読んだ内容をすぐ忘れるので困っています。

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