ウエスティに猫な日々

日々の料理と外食、趣味の熱帯魚と読んだ本の感想と我が家の犬と猫の話。
ほか、日々のちよっとした独り言。

「 わずか一しずくの血 」 連城三紀彦

2022-01-11 19:27:02 | 
          「 わずか一しずくの血 」 連城三紀彦

               

元居酒屋ママに借りた本です。年末に前に借りた本を返しに行って、また新しい漫画と本を借りてきました。
以前は、家が離れていたので、マスターが車で持って来てくれていましたが、マスターたちが車で数分のところへ引っ越してきたので、マンションに取りに行っていました。
年末に行ったら、また前の家に引っ越すことになったそうです。娘さんと同居を始めたものの、娘さんが夜勤で生活のリズムが合わず、また戻ることになったとか。
昨年、マスターは運転免許を返納したので、度々来られず、私も行けず、なかなか会えなくなります。残念です。

連城三紀彦さんは、名前はよく知っていますが、何も読んだ記憶がないので初めての作品だと思います。
~~~~~ネタバレあり
あらすじより・・・石室敬三の元へ一年以上前に失踪した妻から突然電話がかかって来た。
「 自分が出てるから 」と指定されたテレビをつけると、白骨化した左足が発見されたというニュースが。
やがて、全国各地で、女性の体の一部が見つかり、事態はますます混沌としていく・・・・
~~~~~~
面白そうな見出しで興味がわきましたが、読むのに時間がかかりました。
伊万里で左腕。支笏湖で頭部。佐渡島で左手。石室の冷蔵庫で、、、また他の場所で体の一部が見つかる。
いった何人の女性が殺されたのか、何のために遠くの場所に体の一部を残していくのか?謎でした。

読み終わって、全てが明らかになっても、完全には理解できませんでした。
辻村一夫刑事が退職してまで追い続けたものとは。なぜ犯人はそんなことをしたのか。
結果的には、阿那山俊夫の中では、沖縄の戦争はまだ終わっていないということ。
読み終わったら、わずか一しずくの血の意味が分かります。

グロテスクで、心情が共感できず、暗くて読みづらかったです。

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