ウエスティに猫な日々

日々の料理と外食、趣味の熱帯魚と読んだ本の感想と我が家の犬と猫の話。
ほか、日々のちよっとした独り言。

自己流ラーメン 「 綿麺 」

2016-03-22 22:36:08 | 外食
祭日にガソリンを入れに行った息子から「 綿麺 開いてるわ、行く? 」とメールがあり、数か月振りに行ってきました。

いつも並んでいるのでなかなか行けませんが、9時半まで営業が7時ごろにもう「 ラーメンは売り切れでつけ麺のみです 」の張り紙。
私たちは、つけ麺を食べに行ったので良かったです。
「 つけ麺 980円 」は、豚骨ベースの魚介醤油味。 麺は全粒粉入り自家製麺。
コロコロの豚バラと刻み葱が入ったつけ汁。  麺にはチャーシュー、白髪ねぎ、カイワレ、煮卵半分がトッピングされています。
豚バラとチャーシューが絶品です。 
壁に「 2月で12周年になりました。インターネットで〈 変人の店主がやっている店 〉〈 店主罰当たれ 〉〈 奥さん美人 〉などと書かれていますが、
皆様のお陰で静かにラーメンを味わっていただけます。これからもよろしく 」というようなことが書かれていました。

このお店は仕事に行っているとき同僚に初めて連れて行ってもらいましたが、いろいろと決まりごとがあります。
初めての人は戸惑いますが、要するに、入ってラーメンを食べて出るまで静かにすることです。
待合の椅子に座れるだけの人は入ってもいいですがお連れでも他の方は外で待ちます。立っていると「 出てください 」と言われます。
お店に入ってカウンターが空いていても勝手に座っては行けません。 食券を買って、奥さんが指示した場所に座り、注文を聞きに来てくれるまで待ちます。
話は小声で短く。 食べたら出なければいけないので、早食いの私は連れと減り具合を合わします。

初めて行ったとき同僚は「 待った? 時間ぎりぎりなって走ってきたわ。なにする? 」とか言って、奥さんに「 静かに! 」と叱られていました。
次に行ったときは、つけ麺を食べて「 辛っ! 」と言って「 そんなにどっぷりつけるからです 」とまた叱られていました。 ( 笑 )

私たちは『 こんにちわ または こんばんわ。』 『 ごちそうさまでした 』しか言わないので、奥さんもご主人も愛想よく「 いつもありがとうございます!またよろしく! 」
知り合いを誘っても、「 そんな気使って食べる店いらんわ 」と断られますが、ルールを守るとどうってこともなく美味しいお店です。
ただ、写真を撮る許可をお願いする勇気はありませんでした。 ハハハッ 

 
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病院に行ってきました

2016-03-21 22:56:11 | 犬と猫
今回トリミングに行ったときノーマに数匹のノミが見つかりました。
「 たぶん散歩で付いたのでしょう。すぐに病院でのみ取りしてください 」ということで早速病院に連れて行きました。
ノーマは病院でその場で首に薬を落としてもらい、猫は体重を量って後で薬を貰いに来ることになりました。
気温が15度切るまで続けなければいけないそうで、今月から11月まで毎月1つ、首の後ろに薬を落とすことになりました。
ジーンの体重は4、6キロありました。

          

      思わぬ出費です。

帰って、ノーマとジーンのベッドとこたつ敷とこたつ布団を洗濯。丁寧に掃除機をかけてコロコロしました。
ノミが取れたらつける台所洗剤を溶かした水をボールに入れ、これから毎日ノミ櫛でブラッシングです。
ノーマはおとなしくとかれますが、ジーンは手の届かないところに一目散に逃げます。
今のところトリミングの日からノミは1匹も見つかっていません。

     

           

朝、うちの子を病院に連れて行った日の夕方に娘から「 ドラちゃんが冷蔵庫の上から飛び降りて爪がはがれて腫れているので病院について行って欲しい 」と電話がありました。
我が家のかかりつけ医は初代の犬からですので、30数年お世話になっていますが、ドラちゃんは近くの新しい大きな病院へ行っています。
若い先生が数人いらっしゃって、猫・犬・小動物と分かれています。
普段はおとなしく鳴き声もほとんど聞いたことないドラちゃんですが、娘が「 びっくりしないでね 」と診察室に入ったとたん信じられないくらいの大きな唸り声。
部屋中に響く大きな声に、待合室の人たちも顔を見合わせていました。
娘によると、人見知りで怖がりで、他の人や動物に接していないので声が枯れるぐらい鳴くそうです。
看護師さんと先生は慣れたもので、足と手を持って手早く処置してくださいました。
どんなにひどいことをされたかと思うほど本当に申し訳ないほどの声でした。
帰ったら、何処からあんな声が出たのか信じられないくらいおとなしく、ドラちゃんの意外な一面を見ました。

       早くよくなってね


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「 開運せいろ 」  倉阪 鬼一郎

2016-03-20 23:06:03 | 
    「 開運せいろ 」  倉阪 鬼一郎

       

連作時代小説で江戸人情シリーズ第4弾ですが、前の3作を読んでいなくても十分楽しめました。
2話ありますが、1日1話読みました。 前回読んだ本と同じお蕎麦屋さんのお話でした。
~~~~~
深川黒江町に暖簾を出す「 やぶ浪 」が舞台。 あるじは浪介。 おかみはおぎん。 十手も預かっている。
常連客には菓子屋・上総屋の隠居梅蔵。万年町の十手持ち辰平。噺家の深川亭楽助・夢助。同心・深川主水。
北町奉行の竹脇隼人正( そば食いの竹 )他で彼らがかかわった人情話。

第1話  夫婦雛  
「 やぶ浪 」の常連客だった提灯師の弟子の午之助が久しぶりに訪ねてきて、親方・宗一が病に倒れていて「 やぶ浪 」のそばを食べたがっていると話す。
娘のおちえは7歳。 早くに母親を亡くし父1人子1人。 娘が嫁に行くまで元気でいると女房に約束してそれだけが心残りだと、、。
そこで、浪介とおぎん上総屋たちが一計を案じる。
上総屋の丁稚の長助をおちえの許婚として提灯屋の弟子に入らせ、仮祝言をあげさせ宗助を安心させることにしたが、とんとん拍子に話が進み話が本決まりになる。
宗助は亡くなったが、上総屋はじめ皆の協力で提灯屋の仕事も順調になり、長助とおちえも2人で仲良く修行に励む。

第2話 開運せいろ
ふらりとやってきた生意気な若い客が「 やぶ浪 」のお蕎麦の味に難癖をつけて帰った。
調べてみると卯吉というその男も蕎麦屋のあるじで評判が悪くてもうすぐ店じまいをする。
十割そばにこだわり盛のみで肴も麦味噌だけ。
値段は高く、態度は高飛車で客と口げんかが絶えず店は立ち行かなくなった。
浪介は店を訪ね蕎麦を食べ、卯吉に蕎麦打ちのことや接客の心得などを諭す。
卯吉は一から出直すつもりで屋台の蕎麦屋を始める。
浪助に言われた通りにせいろを上から出さずどうぞお召し上がりくださいと下から出すように心がけ、
味も、愛想もよくなり口コミで評判になり繁盛するようになった。
~~~~~
どちらもホロリとさせ、いいお話しで終わり心も温まりました。
1話は宗市が最後に食べた、もりとかけの半々のセットで「 宗市そば 」と名づけられ、2話は小判型のかき揚げがついた「 開運そば 」
ちょっとした酒の肴の作り方も書かれていておいしそうで、無性におそばが食べたくなり今夜はお蕎麦にしました。
少し寒いので温かいお蕎麦にしました。 妹にもらった柚子七味唐辛子をたっぷりかけて美味しかったです。

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犬の散歩 ( 金網出来ていました )

2016-03-19 12:17:23 | 犬と猫
以前、2月頃、畑に行く犬の散歩道で見つけたフナの赤ちゃん。

           2014年撮影

今年もたくさん生まれていました。 早朝に散歩がてら成長を見に行くと、オジサンが自転車を止めクーラーボックスを開けてごそごそしていました。
私を見つけると、「 今、仕掛けしてるね。 」と、網を引き揚げると中にフナが何百匹ピチピチしていました。
思わず、『 ここ、持ち主さんが 〈 勝手に魚取ったらいけません 〉と書いていますよ。 アッ! あそこに役員さんがいらっしゃるので許可貰ったら? 』
「 ええわ、 やめとくわ 」とフナ取りを中止しました。 良かったのか悪かったのか? また、おせっかいをしてしまいました。

数日後、散歩で通ると入れないように立派な金網が出来ていました。 持ち主さんが設置したようです。
これでフナさんたちも、もう取られませんね。 まずは良かった、良かった。 でも、ほとんどは鵜などの鳥たちに食べられるんですが、それは仕方ないことですね。 

           

一番大好きなりんちゃんに会ってテンションが上がるノーマです。

             声を上げて喜び、走りまわります。  幸せ


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 大江戸 「 町 」物語  月   

2016-03-17 21:29:22 | 
     大江戸「 町 」物語       時代小説アンソロジー 文庫書き下ろし

         辻堂 魁 ・千野隆司 ・中谷航太郎 ・倉阪鬼一郎

時代小説は、地名・人物名や役職名などが難しく、歴史にも疎いので好んで買ってまでは読みませんでしたが、
居酒屋ママさんの妹さんが好きで私のところに回ってきます。 20冊ぐらいあるので頑張って読まねば、です。
最初のページに江戸の町の地図と町の説明があり、話の中に入って行きやすいです。

「 介錯人別所龍玄始末 一期一会 」 本郷   辻堂 魁
介錯人・別所龍玄は若いのに沈着冷静で腕にも定評がある。爺様の代から父そして龍玄と首打ち役を継いでいるが心に揺らぎがある。
5才年上の幼なじみの妻・百合の一言で、心の波紋が鎮まり澄んだ安堵を覚える。
~~~~~
切腹の介錯や罪人の処刑などその時代には無くてはならない仕事で、誰かがやらなければならないんでしょうが辛い仕事ですね。 
  
「 珠簪の夢 」 小石川   千野隆司    
登世は24歳で子ができぬため離縁され、叔父の与次郎の計らいで住み込みで女郎屋の台所を受け持つ女中をしている。
そこで働く女郎さんの様々な生い立ちや売られてきた理由やこれからのこと。
33才のお舟さんと23才のお粂さん。 お鯉さんにお夕さん、お楽さん他。
~~~~~
きつい仕事で体を壊してしまったが宇兵衛さんに受け出してもらえ養生出来たお舟さんは良かったけれど、
年季明けを励みに働いているのに父親の賭け事の借金でもっとひどいところに鞍替えされるお粂さんはあまりにも可哀相。
私には耐えられませんが、その時代には仕方がないことなんでしょうね。 今の時代に生まれて、父親に売られなくて本当に良かった。

「 隠密牛太郎・小蝶丸 縁切榎 」  板橋宿  中谷 航太郎 

「 藍染川慕情 」 谷中  倉阪 鬼一郎
それなりに繁盛していたそば屋の「 藍染蕎麦 」は、妙な噂が立ち客が入らなくなり店じまいすることになった。
5才だったひとり娘のおみかが急なはやり病で亡くなり、半月後、女房のおそめも後を追うように亡くなった。
病気がうつるぞという噂が立ち、客が減り文吉は仕事に身が入らず味も落ち、とうとう店じまいすることになった。
暖簾だけ懐に大川に身を投げようとしたが果たせず、その時、娘と女房の声が聞こえる。
2人の声とともに屋台のかけ蕎麦を食べて、屋台で一からやり直そうと決心する。
~~~~~~
辛いけれどいい話でした。 胸が締め付けられるようでした。
文吉さんが立ち直るまで娘と女房が声をかけて、足をくじいた文吉さんの屋台を一緒に担ぎ上げ、最後に姿を見せ別れを告げ去っていきます。
まだ若い文吉さんに残された日々は淋しくて永いですが、どうか幸せに暮らして欲しいと願います。


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